永遠の0

もと日教組の母に読んでといきなり部屋に置いて行かれたのがこの本。570ページと大東亜戦争モノということで読む前は億劫だったけど、歴史を全然知らない自分でも抵抗なく読めた。

この本の立ち位置はどこかなと思ってたら特攻隊はテロリストだと言う男が現れ、嗚呼反日かぁと悟ったが実際はそうではなかった。祖国と家族を守るために特攻隊や兵士は命を懸けたと。それは日本兵だけでなく米兵も同じだったんだから、テロリストという侮辱は絶対に許せないものだった。というか、テロリストと解釈する向きがあるのには驚いた。そんな説今まで聞いたこともなかった。

旧日本軍上層部の特攻隊や桜花を使う戦術は非道としか言い様がない。この点において、日本がアジアを救うために戦ったと言っても困惑してしまう。現在の自衛隊は過去を教訓にして過ちを犯さない組織になっていて欲しいものだ。そして次は正々堂々と勝て。

宮部久蔵を知る人を尋ねて最後には血の繋がらない祖父にたどり着く展開は素晴らしい。家族のために生き続けた宮部久蔵が残される妻と娘を祖父に託し、祖父も生涯を通して守り続けた。この縁は終わることなく続いていくのだろう。
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