七姫物語 第六章 ひとつの理想 感想ネタバレ

最終巻なのに主人公の空澄姫に出番が全然無かった。

五宮と六宮の姫が空澄姫を少し警戒してたから、ここは何か秘められた才覚が覚醒するとか見せ場があってもよかったんだが。

まぁ絵師のエヅや商家のハルセが最後まで空澄姫を認識出来ていなかったあたりは微笑ましかった。

今回の内乱は機に乗じた二宮スズマに非がありそうだね。それを分かった上で一宮シンセンが二宮と連立政府を作ろうとしているのが理解できない。

一宮は戦犯の二宮と別れて五都同盟側についたほうがいいんじゃないかな。

トエル・タウ達の目的がいまいち不明瞭で、行ける所まで行くというのはどういう意味なんだろうか。宮姫を担いでいるんだから東和の平和と繁栄を望む方向であって欲しい。

黒曜姫主催のお茶会が実現すれば東和の安定に繋がることだろう。首都と地方でわだかまりはあるだろうけど、宮姫が先頭に立って交流し、平和を築いていけたらいいね。
七姫物語 第六章 ひとつの理想
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