終物語 下 感想ネタバレ

阿良々木暦が死んだって突然だなぁと思ったら14巻目の『暦物語』で斬られて死んで、そこから八九寺真宵に再会したって流れだったのか。

それにしても八九寺が地獄の最下層行きってのは酷すぎる。死んだことに八九寺の落ち度は無いわけだからねぇ。

三すくみで蛇に勝てるのはナメクジって初めて知った。いったい作者はいつから八九寺真宵を蛇神に上位する存在に考えていたんだろうか。パナイの。

これからはいつでも八九寺真宵を愛でられるから阿良々木暦の禁断症状はなくなりそうだな。あの『お待たせしました』は楽しみだったけどね。

忍野扇を倒すのはないだろうと思ってた。メメが来なかったら二人共消滅してたわけだが、女にはとことん甘い阿良々木暦が、扇を打倒して締めるなんてことあるわけがない。

これが男なら、初代怪異殺しや貝木泥舟なら死ぬままにまかせていただろう。

忍野メメに助けられた扇はこれからはどういうスタンスを取るのかな。存在が姪に固定されたから今までどおりってことはないだろうが。

むしろ苛虎のように暦が扇を吸収してしまうというのも面白そうだ。

羽川翼派の自分としては、もう暦にからんで来てくれなくなるのが寂しい。一番いい女性だし一番幸せになって欲しかった。
終物語 下
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