カテゴリー別アーカイブ: 物語シリーズ

続・終物語

うーんつまらない。もうどうでもいいやって感じだが、老倉育を中学生の時に助けられていたら、こんな未来もあったのかと思うと残念でならない。いや、老倉育の心が見えた今だからこそ、関係修復が出来るのではないかな。まぁ誰をも助けようとするのがいいのかどうかは少々議論の余地があるか。
続・終物語
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終物語 下

阿良々木暦が死んだって突然だなぁと思ったら14巻目の『暦物語』で斬られて死んで、そこから八九寺真宵に再会したって流れだったのか。それにしても八九寺が地獄の最下層行きってのは酷すぎる。死んだことに八九寺の落ち度は無いわけだからねぇ。

三すくみで蛇に勝てるのはナメクジって初めて知った。いったい筆者はいつから八九寺真宵を蛇神に上位する存在に考えていたんだろうか。パナイの。これからはいつでも八九寺真宵を愛でられるから阿良々木暦の禁断症状はなくなりそうだな。あの『お待たせしました』は楽しみだったけどね。

忍野扇を倒すのはないだろうと思ってた。メメが来なかったら二人共消滅してたわけだが、女にはとことん甘い阿良々木暦が、扇を打倒して締めるなんてことあるわけがない。これが男なら、初代怪異殺しや貝木泥舟なら死ぬままにまかせていただろう。

忍野メメに助けられた扇はこれからはどういうスタンスを取るのかな。存在が姪に固定されたから今までどおりってことはないだろうが。むしろ苛虎のように暦が扇を吸収してしまうというのも面白そうだ。

羽川翼派の自分としては、もう暦にからんで来てくれなくなるのが寂しい。一番いい女性だし一番幸せになって欲しかった。
終物語 下
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終物語 中

阿良々木暦が語りたがらない話ってなんだろうと身構えていたが、初代怪異殺しのことなのか。結構理詰めで話してくる奴で面白かったから生き残って欲しかった。決闘は死なないように配慮とか言っておきながら結局は即死vs即死なんだもんなぁ。まぁヴァンパイアを無害認定でもしないかぎりは生かしておけないわけだし、どちらにせよ初代怪異殺しは倒されていたということか。

そういえば忍野忍はどういうつもりで『心渡』を決闘場に投げたのかな。阿良々木暦が生き残る確率をゼロにする行為に思えるが。
終物語 中
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終物語 上

のっけから暗い話っぽかったけど終わってみれば老倉育はかなり落ち着いたし、忍野扇が起点になったこの騒動もアリなんじゃないかな。重箱の隅をつつく忍野扇と言われつつも、結果的に悲惨な少女が救われたことは見逃せない。それは阿良々木暦や羽川翼の努力によるものでもあるけど、きっと忍野扇がいなかったら老倉育は救われなかっただろうと思う。まぁ、八九寺真宵の件でやらかしてるから複雑だが。

忍野扇は一度男キャラとして誰かに会ってなかったっけ。多分性別を自在に変えられるのではと思うけど、それなら胸のことであれほど嫌味ったらしくネチネチと言っていたのが解せない。次に会うときに胸部がとても大きく成長、いや変更されていても驚かないわ。

羽川翼の世界一周の下見って忍野メメを探す旅だったのか。探しようがないんだし、ここは臥煙伊豆湖に会うのが正解だったんじゃないかな。
終物語 上
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暦物語

予想外の短編集だったけど、最後の展開も予想外過ぎた。影縫余弦の安否がとても気になるところだがまだ生きているんだろうか。貝木泥舟も消息不明となると、もしかして真っ先に『排除』されたのって忍野メメか?頼みの綱なのになにやってんの。あと怪異を生かす剣だったかな。成仏した八九寺にどうやって適用したのかわからんけどとにかくよかった。おかえり八九寺真宵!

短編ということで全体としてはイマイチ面白くはなかったが、羽川翼の洞察力と斧乃木余接の掛け合いには楽しませてもらった。羽川は不気味な木を神聖視させて切られないように誘導するとか、頭の回転が異常だった。それと影縫余弦に一発攻撃を当てれたらっての、やんわりと断られてるとか全然思いもしなかった。そういう筆者の発想と機微には何度も脱帽させられた。ぱないの!
暦物語
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憑物語

いよいよ忍野扇が黒幕として認識されるようになってきたか。阿良々木暦からはトップシークレット扱いで情報が共有されてこなかったけど、今度は斧乃木余接の知るところになってようやく臥煙グループも対策に乗り出すことだろう。余接にしてみれば手折正弦を殺したくなかっただろうし、無慈悲な報復はあってしかるべきだ。

吸血鬼化し過ぎてペナルティを負うにしても、鏡に映らないというのは絶対バレる。写真にも写らないとかどう誤魔化せるんだ。これは撫子が神になった時の御札を使ってどうにか出来ないものかねぇ。忍が神になれば暦を人間に戻せるとか。

暦を吸血鬼にさせるのが狙いのようだがどうしてだ。暦を殺して忍がブチ切れて世界滅亡コースなら、わざわざ吸血鬼になる必要がなさそうだしなぁ。何でも知ってる扇はいったい何者なんだ。
憑物語
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恋物語

詐欺師の貝木泥舟が戦場ヶ原の為に全力を出してた。予想外過ぎてめちゃくちゃ楽しかったわ。しかも斧乃木余接の視点から見ると、2年前戦場ヶ原ひたぎを守る為にヶ原家を崩壊に追い込んだのか。「おもし蟹」の神を放置したのもヒタギにとって救いだったから。この解釈はヒタギにとってはヤバ過ぎる。もしこの解釈に行き着いたら阿良々木と破局し、貝木にデレるというとんでもない事態になりそうだ。流石に見たくないな。

いや~、それにしても貝木泥舟オンステージはいいねぇ。危険神物の千石撫子を諭すなんてこと、他の誰も成し得なかったのに見事やり遂げた。しかも非合法捜査に子供たちが関わらないように配慮するとか、対応がとても大人だ。こんな立派な人格者だったとは驚きだね。今なら神原駿河に焼肉をご馳走した件についてニヤニヤが止まらなくなりそうだ。

忍野扇、お前は絶対に・・・!!!
恋物語
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鬼物語

阿良々木暦が諦めたのって初めてかもしれないね。いつもなら自分の信念を絶対に曲げなかっただろうけど、今回のように自然の摂理が相手じゃどうしようもなかったか。しかし誰にも迷惑をかけていない嘘を正そうだなんて、正義の押し売りが酷すぎる。一体誰が黒幕なのか皆目見当もつかないけど、忍野扇、お前だけは絶対に許さない!・・・とは言え、暦が卒業後も扇は普通に出てきてるし黒幕じゃないのかねぇ。

このシリーズを読み始めたきっかけがアニメの『まよいマイマイ』だったというくらいに八九寺真宵には思い入れがある。暦との掛け合いをいつもいつも楽しみにしていたもんだ。そんな八九寺が、せめて暦の卒業までという願いも叶わず、もはや待ったなしで成仏するしかないとは酷だった。

全くもって受け入れがたい結果だが、八九寺真宵に最期の言葉を贈るなら今をおいて他にない。今まで阿良々木暦を支えてくれてありがとう。これまでたくさんの笑顔をありがとう。十年と十一年と四ヶ月の八九寺真宵をきっと忘れない。さようなら、八九寺真宵!
鬼物語
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囮物語

千石撫子のこんな結末は誰も望んでいなかっただろう誰得展開にドン引きだわ。そりゃ呪った撫子は悪いよ。悪いけどさ、平行世界のルートXで人類を滅亡させた阿良々木暦と忍野忍の前科に比べれば大したことない。いやマジで。特に忍さんには噛み付く権利も無い。

月火ちゃんの髪切断事件はちょっと印象悪いけど、結果的に撫子の事なかれ主義が少しは矯正されたから無理やり結果オーライだね。もっと早くに切っておけば暦の彼女を殺そうだなんて思わなかったかもしれなくて残念だ。羽川翼のように失恋したら髪を切るっての、撫子もしてればよかったね。

まだ中学2年生の撫子に一人前としての行動を求め過ぎている気がする。前巻の神原駿河は年齢的にも一人前を期待してもいいよ。でも撫子はまだ中学生だよ。悟りを開いてる奴らにフルボッコにされるのは憤りを感じる。

忍野扇はマジ空気。バランサーどころか全く話に絡んでこないなぁ。
囮物語
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花物語

半年後の世界になってて読む順番間違ってるのかと確認してしまった。でもまた戻ると聞いてホッとしたわ。阿良々木さんが全く出てこなくて寂しかったけど、道に迷った神原女子に助言する様は遙かなる高みにいるようだった。阿良々木さんの選択は淀みがないな。本人は必死に足掻いているんだろうけど。

貝木泥舟が神原にだけは優しいという一面が驚きだった。番長が雨ざらしの野良猫を助けるように、悪人だって優しく接するときがあるってことかぁ。優しい貝木に神原がイライラしてたのが微笑ましく可笑しかった。

沼地は自称悪魔だけど、やってることは相談相手の話を聞いてあげることだし最後まで憎めない奴だった。動機はともかく実際に救われている人がいるのなら、沼地の行いはありだね。ただ、自分が死んだことに気づかず幽霊として彷徨うのは哀れに思う。バスケで仮に沼地が勝っていても、充実感で成仏していたかもしれないね。

軽く最初のページを読み返してみたら、神原遠江(臥煙遠江)が駿河を朝だ起きろと言っていた。これは夢見枕なんだろうけど、母は残した娘のことが心配でしょうがないんだろうな。でもま、駿河は精神的に成長してるよ。あの単純ポジティブ娘はどこに行ってしまったんだというほどに。

そう言えば忍野扇が全然絡んで来なかった。忍野メメの式神かなと思うけど、何の監視をしているのやら。
花物語
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