カテゴリー別アーカイブ: 輪環の魔導師

輪環の魔導師10 輪る神々の物語

意外にも敵も味方も大団円だった。この世界に固執するウィスカにはフィノに説教をお願いしたかったな。愛しているなら追いかけて絶対離すなとか、フィノにしか出来ない説教でウィスカを異界に旅立たせるという展開もありだなと思った。それでこそラスボスに相応しい活躍だ。

セロは本当にフィノを愛しているのか、あまりそんな感じは受けなかったわけだけど、フィノがセロに依存するからまぁしょうがないかって感じだよね。愛ではなく、グループの雰囲気をイイままにするためにフィノの執着を受け入れたようだ。

ルーファスパパは最後までイケメンだったな。主の願いより息子の願いを最優先するとはね。ナイス親馬鹿。セロは未だにパパのことを知らされていないようだけど、今度祖父に会いに行く時にちゃんと伝えて欲しい。セロならきっと真実を受け止められるだろう。

アルカイン共々、みんなお疲れさん。
輪環の魔導師10 輪る神々の物語
rating

輪環の魔導師9 神界の門

魔人ファンダールはきっと神界で修行しててアルカインたちの危機には颯爽と駆けつけてくれる、そう思っていた時期がありました。それがまさか神界に飛ばされて石化されていたとは、情けなくてしょうがない。魔人が戻ってくればどうにかなるとは一体なんだったのか。

大罪戦争当時の魔道具の技術レベルはチート級だな。突然チート武器が手に入ったところはふしぎの海のナディアで新ノーチラス号が登場した時を彷彿とさせる全能感だった。でもまぁ、やはり道具の優劣で勝敗が決る部分がゲーム的でつまらない要素だと思うわ。

神と戦うなら数年間ぶっ続けでやれる持久力が必要とかパネェ。それが無理なら神を圧倒する火力が必要なのだろうね。今回のようなチート武器があっても身体は所詮人間だから脆いしやはり勝負にはならないか。

ウィスカって大罪戦争の時に居たっぽいけど、名前は語り継がれてないのかな?みんな確信に迫る事実はいっつも記憶喪失で何だかなぁ。
輪環の魔導師9 神界の門
rating

輪環の魔導師8 永き神々の不在

突然もう佳境に入った感じがする。不人気かどうかは知らないけど唐突に展開が早まった印象は拭えない。セロとフィノがドタバタのミスで神界への扉を開いてしまったシーンは失笑ものだった。それを阻止するのがアルカインたちの目的ではなかったのか。こんなテヘペロなことで扉が開いてもよいのか。誠に遺憾に思う。

サイエントロフの革命は失敗に終わるかな?魔族側に作戦を継続する余裕が無くなるのではと危惧するが。しかしここで手を引くと虐殺が起こるからやり遂げてもらわないとね。
輪環の魔導師8 永き神々の不在
rating

輪環の魔導師7 疾風の革命

混沌のサイエントロフを実力を持って正常化させようとするルーファスたち魔族は完全に正義だね。屑しかいない賢人やアルカインには決してなし得ない偉業を、それを成しうる力があるからこそ犠牲を恐れずに断固として遂行している。善人ぶっているやつらには犠牲がつきものの革命は不可能だろう?それがアルカインたちの限界だ。これからの世界秩序は魔族が、いや神にふさわしいルーファスとデルフィエこそが主導するべきだ。

シズクがフィノに感化されて愛を熟成させていっているのが微笑ましい。猫をお風呂に連れ込もうとかしてるんだね。がんばって!
輪環の魔導師7 疾風の革命
rating

輪環の魔導師6 賢人達の見る夢

完結した作品を読もう第4弾。この作品の前巻を7年前に読んだのか。いかに興味がないかが如実に現れているが、空鐘の作者の作品なんだし読むしかない。ちなみに全10巻になる。

前巻を縦読みしないと状況がさっぱりだったけど、魔族の狙いは神界への進出ということか。そしてその野望は第一回大罪戦争で失敗しているのね。そもそもなぜ大罪とされるのかは疑問だけど、ありがちな理由を想像するなら神界への扉を開けると災いが降ってくるとかかな。よくあるね。

まぁ別に神界へ行ってもいいんじゃないの。聖人もそのつもりのようだし、きっと神界への旅立ちは人類を新たなステージへ引き上げてくれる良い切っ掛けになるよ。アルカインたちは保守派過ぎて人類は衰退しましたを地で行っているのに気づいていないかもしれない。これからの世はルーファスのような革命家が人類史を築き上げてくれるのだろう。

セロにはバーサクエンドを使いこなしてロンドロンド騎士団を殲滅してほしかったなぁ。その力の一端でも示してくれたら今後が盛り上がりそうなのにな。傷ついたときの防衛装置というだけじゃもう使い所がないから、ここはやはり意識して使うくらいになってもらわないとね。
輪環の魔導師6 賢人達の見る夢
rating

輪環の魔導師5 傀儡の城

魔族側の目的がまだはっきりしない現状で、六賢人側は全面戦争に突入しそうな様相が危うくてイイ。しかも六賢人側の正義を揺るがす発言もあったことだし今後の展開はちょっと面白くなってきそうだ。

ハイヤード工房にいたころのルナスティアは普通の人格だっただけに、女王様な西天将の人格は傀儡がそうさせていたんだろうか。ルナスティアのように強制的に魔族化させられている者は結構多そうだし、敵とはいえ殺すのをためらってしまう場面がこれからもあるだろうね。まぁ、アルカインは間髪容れずにルナスティアを刺したけどw

そういや王様を逃がす時に、てっきりマントの中に入れて楽人かなんかの所へ飛ばすのかと思った。決死の大脱出に水を差すのもなんだけど、合理的ではなかった。
輪環の魔導師5 傀儡の城

輪環の魔導師4 ハイヤードの竜使い

本編は全然面白くないけどフィノv.s.アネットだけは熱すぎw 上品な言葉遣いと笑顔なのに、鬼同士が角を突き合わせているかのようだな。互いに一歩も譲らないように見えて、しかしアネットはフィノをからかって遊んでいるらしいし、勝負はアネットの方が優勢勝ちかな。

フィノのヤンデレ、いや積極性に感化されて純真なシズクまでもが修羅の道に進みそうで今後が楽しみだ。惜しむらくはシズクのライバルがいないことだね。あぁ一応ルナスティアがいるけど、味方になってくれそうもないのがなぁ。

ところでアルカイン御一行はアネットの実家で夜襲を仕掛けてくるのを待っていたわけだけど、家潰れるわ焼き払われるわは想定内だし待ち伏せ作戦は鬼畜の所行だね。これで領主が生還しなかったら踏んだり蹴ったりで可哀想すぎる。

クリムドの魔族化にいたる話を聞いていると、行き詰まった者が魔族に転職しているような感じを受けた。記憶がまんま残っている者は操られているというよりも、組織に雇われた傭兵ってイメージかな。たしかに魔族は悪いことをしているけど、兵隊がこうも血が通った存在だとあまり憎しみが沸いてこない。それと、魔導師ギルドがまだ状況把握が追いついていないとはいえ、中立の立場を維持しているってのもちょいと面白いね。
輪環の魔導師4 ハイヤードの竜使い

輪環の魔導師3 竜骨の迷宮と黒狼の姫

んー、筆者の代表作である空鐘が好きだからこの本も読んでいるんだけど、これは駄作になりそうじゃないか?キャラクターにあんまり魅力を感じないなぁ。それに王家がからんできてどことなく空鐘とダブって見えなくもない。

魔道具で勝敗が決まるというのが戦闘をつまらなくさせている気がする。まぁそれ言っちゃぁ根本を否定したに等しいが、格闘技を極めたホークアイの刹那に魅せた肉弾戦は魔道具でゲームプレイしている他者より格段に光ってた。学者肌のホークアイだしかなりギャップがあり過ぎるのが難だが。

イリアードが最後まんまと連れ出されたのはどういうご都合か。セロの極秘事項がバレてしまったし敵を絶対に、必ず殺すと書いて『必殺』すべきだったのにアルカイン何してんの?せめて一人くらいは殺っておくべきだけど、どうせ誰も殺れてないんでしょ。最大戦力が集まりも集まって情けないったらない。

セロが魔族と敵対する理由で確固とした物が無いなかで、徐々に怒りを熟成させ自分が何を成すべきなのかに気づく流れはこの巻で上手く描かれていたように思う。あとはセロの能力の顕現がもっとかっこよく描かれたらなと。

竜骨の話は本編とほとんど関係なかったのが残念。ドラゴンの復活でもあるのかと期待してたのに。
輪環の魔導師3 竜骨の迷宮と黒狼の姫

輪環の魔導師2 旅の終わりの森

話はぼちぼち面白いけど空鐘の序盤のような怒濤の勢いで魅了するまでには至っていない。それと表紙が1巻目と同じじゃーん。

フィノが直情型であるがゆえに嫉妬がワンパターンだね。まぶらほの夕菜みたく他の女は全て敵という認識なのがこれからのセロの受難が目に見えるようだ。街中で一緒に手を繋ぐという行為すらミストハウンドでは許されなかったようだし、今後はその反動が出て所構わずイチャイチャしそうなw

クローガが魔族を裏切っていたという展開はシズク達が封印されていたこともありとても驚かされた。まさか精神力が打ち勝つことがあるとはなぁ。魔族の方もそんな裏切りにも目を光らせておかなきゃならんとは大変だ。まぁ盗聴されてるしかなり困難だが。

クローガに埋め込まれた赤い糸を破壊した時にホークアイが驚きまくってたけど、その様子を見てもしやもしやと期待せざるを得なかった。少しもったいつけて魔族化すら破壊できると知らされたときはセロの能力の重要性を再認識したが、これは魔族側からしたら見過ごせない能力だね。魔族が現状分かっているソリッド・トーラスの力だけに感心があるのかはまだわからんが。

ってかまだソリッド・トーラスを魔族側は確認できてないね。それがあるのかすらわかっていない段階。むしろクローガが生きて地上にいることがイコールでソリッド・トーラスの存在を認めることになるかもしれん。まず盗聴できないしあの赤い糸がもしかしたら自爆コードもあればそれが発動しないってことは・・・。ちょっとクローガには悪いけど死んでおいてもらおうか。

ティアネスが木馬からセロを奪うときにフィノが強烈に拒否反応を示したし、もしかしてティアネスは悪い子かと思いきや、そうでもなかった。やっぱフィノには他の女は全てが泥棒猫だったw まぁその件は置いといて、孤独はもう嫌だから側にいて欲しかったというティアネスは普通に人間ぽかった。しかもセロを無理に拘束しようとはせずにセロを諦める優しさも持っていた。いい娘じゃないですかぁ。ちょっと悪戯っぽいところがあるけどね。ずっと寝てたし精神年齢は低そうだw

踊る熟女ラダーナの縮地には手を焼きそうだけど、意外や意外でホークアイが対応できそうなかんじ?あの眼鏡で魔力の動きが見えて、消えたラダーナも見えているのかも。でもホークアイだけが見えてもなぁ。とにかく次はちゃんと対策を練って欲しいね。
輪環の魔導師2 旅の終わりの森

輪環の魔導師 闇語りのアルカイン

綺麗なお姉さんは好きですか?もちろん大好きです!16歳のフィノが若干14歳のセロにやたら挑発的に誘うような仕草をして、最初の頃はからかって遊んでいるのかと思えなくもなかったけど、徐々に本気でセロのことを愛しちゃってると判明。14歳かぁ・・・。ちょっと若すぎるな。せめてあと2年待てって感じだがフィノが冗談で言っていた駆け落ちを実行に移してしまったしまぁ大変。今後のフィノの誘惑が見物だw

「セロは憶えてないんだろうなぁ」って台詞が何度かあったね。これは約束属性の香りが。子供の頃将来結婚しようねって言ったじゃない!あぁ、セロ5歳の時だった。

魔道具でスキルが使えるようになったりするってのはまるでゲームのような設定だ。馬や雷・ゴーレムってのは分かり易いがセロのソリッド・トーラスは難しい設定でしかも今は触れないと効力が発生しないってのがかなりリスクあるなーっと。理想は敵の全ての攻撃が無効になるか反射できるようになれればよいね。でも名のある武器をポンポン壊されたんじゃもったいなくてしかたない。今回は王様の所から盗まれた武器を破壊しましたよ。

魔族のバックには六賢人の誰かがいそうな気がする。

カラーでかっこよく登場したハルムバックが劇団所属の敵だとは気づかなんだ。きっとフィノの婿候補として招待されたんじゃないかと思ってた。いやしかし手が込んでたなぁw できるだけ人を殺めないよう配慮されてたしなかなかの好青年だった。実に惜しい人物を亡くしたな。

領主オルドバがハルムバックの企みをフィノの部屋に仕掛けた盗聴器で聞きつけたってのはどうなのよ。盗聴器は親の特権とも聞くが・・・。まぁちょっと変態入ってるオルドバだけど政略結婚させるはずだったフィノの駆け落ちをよくぞ許したな。許可でた時点で駆け落ちじゃないけど些細なこと。あの時オルドバがフィノに何と言ったのか聞いてみたいねぇ。きっとまだセロは14歳なんだし早まるなよみたいなことだろうね。だって捕まるもん。

アルカインは強すぎるね。ファンダール軍団で一国を落とせるってのはホントのようだ。なんとも頼もしいが能力バトルとなると下克上があるし油断はできんなぁ。
輪環の魔導師 闇語りのアルカイン