俺は全てを【パリイ】する 逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい・感想

アニメが面白かったから小説の方を3巻まで買って、あとは原作のナロウを最新の183話まで読んだ。お薦め度数は10段階で6か7あたり。アニメもそうだったが最初は面白かったけど話が進むにつれてワクワクしなくなる。第三章の商業自治区編は切って神ミスラに勝って終わりでもいいかんじ。

この物語は主人公ノールが十数年鍛え上げたパリィで全てを弾くのを楽しむ作品だ。攻撃だろうと謝礼だろうと何もかもを弾き返す。ノール自身はギリギリで弾き返しているとは言ってるが、攻撃を食らうことはほぼ無いので余裕は底なしか。というか、ノールはギリ健常っぽいね。凶悪な傭兵ザドゥから頭おかしいなって言われてたけど、言い返せないわ。完全に同意だもの。

ミスラに招待された話はリーンを嫁に欲しいって話だったから、機先を制してリーンに婚約者を立てるべきだっただろう。もちろん婚約者はノールが最有力候補になるべきだ。とは言え、リーンはノールをそういう目では見られないかな。微塵もそういう感情が出てきてないようだけど、しかし度重なる褒美としてなら嫁にあげようという展開になってもいいだろうに。

神に比肩するミスラを完封したノールは強さが極まってることが証明された。もうこうなると、これ以降に出てくる敵がアウトオブ眼中になってしまってあまり面白く感じない。どうやら悪のエルフが暗躍してるようだけど、別に悪だからって世界征服を目論んだりしなくてもいいんだよ?

黒い剣が盗まれたけど、これは取り戻すのは難儀しそうというか不可能では?ならば、新人類では開発に数千年かかると言われている黒い剣をノールが作り出すしかないな。剣を鍛えるために感謝のパリィを叩き込んだら意外といけそうだな。

俺は全てを【パリイ】する 逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい・感想

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