魔導具師ダリヤはうつむかない1~13巻とweb版・感想

すごい2026で単行本部門3位に入った本作を3年ぶりに全部(最新596話まで)を読んでみた。約三ヶ月もかかってしまった。お薦め度は7かな。

父は男爵、母は貴族、娘の私は転生者。言ってみたかっただけだが、単行本の外伝でカルロが毎回登場してて、亡くなったくせにしつこすぎると思ってしまった。実に11巻までは常連だったね。カルロが死に至った原因をダリヤが知ったら闇落ちしてしまうかもしれないが、まぁそういう展開は無さそうでよかった。

それよりも母親の方が気になるわ。もう故人だが、幼いダリヤを捨てたと思われているままでいいのか?時間が経つにつれ真実を知っている人も限られてくるし、あのメイドさんが証言してくれたらな。ダリヤには弟君もいるらしいけど、せめて母親の真実を知るエピソードを追加して欲しい。

単行本でヒュドラ戦を読みたかったけど次の14巻あたりかな?ヒュドラ戦の貢献度に思いをはせていると、翼を落とした三男坊が4割、土魔法で足を固定したのが2割、魔物討伐部隊が4割って感じ?まぁまぁご都合ではあるけど、戦いの舞台を整えるのは命を捨てないと出来ない偉業だったな。

あとヒュドラは誰が製作したのか。単純に隣国と見るのは早計か。今度は裏をかいて火を噴くタイプに仕上げてくるかもしれないし、全く別のキメラを送り込んでくるかもしれない。豊かなオルディネ王国は狙われている!

救命鏡を船に貼り付ける話があったけど、浮力云々は銀狐との授業でサラッと言っただけで、小舟の実験の時には何も言及が無かったから、なぜ救命鏡を貼り付けたのか意味が分からなかったよ。作者さんには単行本では修正して欲しいな。しかし貼り付ける必要があるのかという疑問はある。無くても浮くよね。

推進力に水の魔石を使うようだが、イメージとしては真水を無尽蔵に消費して吐き出し続ける感じか。コスパが凄い悪そうだから、ここは水中の水を魔石で動かして吸い込んで吐き出すという仕組みにすべきじゃないか。それならコスパが良さそう。ただ陸上で使えなさそう。

ザナルディ関連では三課が一番楽しいな。何か問題があってもすぐにセラフィノが解決してくれて頼もしすぎる。但し、セラフィノの糸目な容姿はダメだ。アニメで見た「彼女が公爵邸に行った理由」に登場したヒーカー・デミントの大人バージョンのような姿に差し替えて欲しい。セラフィノは王族ぞ。おめめパッチリの容姿端麗にすべきだ。まぁそういう意味ではこの作品のキャラデザは好みではない。ダリヤやヴォルフはいいけど他はなぁ。

ヨナスの嫁の件、スライム養殖場のイデアリーナが妥協点としていいと思っていたのに!他の男に取られるとは何事か。こうなるともう一生独身かもしれないね。今更貴族の令嬢と結婚出来るのか?

ランドルフの嫁の件、もうその可能性はゼロなんだけど、兄の嫁に行ってしまったのか。なんたる悲恋だ。

ダリヤの婿の件、いやその前に、叙爵前にダリヤの衣装をヴォルフが贈るために裏でこそこそしてて、ヴォルフがルチアに会いに行ってることにかすかに嫉妬するダリヤの描写いいよね。あれは素晴らしい表現だった。で、そういうもやもやの果てに密かに二人の恋が焦がれて、ようやくヴォルフが一歩を踏み出そうとしてる。もう応援しかない。まさかこの作品は終わろうとしているのか。

魔導具師ダリヤはうつむかない1~13巻とweb版・感想

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