水属性の魔法使い 第二部 西方諸国編・感想

部毎に感想を書くのかちょっと迷うところだったけど、せっかくだしキリもイイし書こう。第二部で通算477話目だね。お薦め度は変わらず7くらい。

まずは初手、癌。絶対に帝国の仕業だと思ってたけど違うんかーーーい!水属性の魔法でもラノベ的には人体の水はイメージの埒外で操作不能なのがよくあるパターンだったけど、リョウにはそんな常識が通用しなかったな。流石は分子組成から水属性を極めただけあるわ。それと心臓が止まっても生き続けるという下地がこの癌の話とも繋がるのね。作者は伏線回収にめちゃくちゃ拘るな。

そういえば第1部のルンの街にピンク色髪だったか変な亜人が暗躍しててアベルとリョウが捕り物に協力してたけど、あのピンク色は何だったんだっけ?暗殺旅団ではないよね。これも伏線なのかどうか。

あの騎馬民族はちょっとマジむかついたわ(超MM)。扉が開くとか意味不明なことを言っていたが、突然殺しに来ておいて返り討ちにしたら逆恨みするとか。こいつらは頭のおかしい爆炎の魔術師に燃やし尽くされればいい。回廊を平定する必要はあるし、帝国から法国までは地ならししてしまってもよかろう。

堕天使の話はちょっとわからんね。死に場所を求めてってことらしいが何がしたかったんだ。悪いことをしたから堕ちたのか、無実の罪で堕とされたのか。まぁ派遣団を皆殺しにしようとしたんだから正義も何もないが。棺桶に封印してもどうやら意識はあるようだし、今後どうなるやら。

アモンたちの成長は著しいけど、純剣士って人間にしか通用しないんだよね。ある意味魔法剣士であるセーラであっても、魔法を使ってくる悪魔や魔人には勝てないわけで。少しは抗えるように武器にエンチャントするのが精一杯か。ってかセーラを里の族長にして里に縛り付けようとするのは止めて貰おうか。セーラはリョウの嫁としてリョウの側に居れば良い。

魔人ガーウィンと愉快な仲間達は意外にもアホっぽくて憎めない奴らだ。それと対峙するリョウの戦闘経験はうなぎ上りだと信じたい。しかしこの次元になると深手を負うことが増えたね。回復魔法は人任せだし心配だ。不老なんだし細胞分裂の無限促進とか魔法でちょちょいとやってリジェネかければよくない?

最後は何か起こって転移したらしい。転移といえば暗黒大陸か。でも行ったのはどうやら東方諸国らしい。第1部の時も思ってたけどアベルとリョウの二人旅もいいよね。ゆっくり帰ってくればいいよ。

水属性の魔法使い 第二部 西方諸国編・感想

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