第1巻
なんたるほのぼの系。作品タイトルから混沌としたイメージを感じていたが、思いもよらぬ緩いファンタジーに少々驚いた。
うら若き娘の名前が・・・無かったような?w まぁ孫娘でいっか。
アカデミーをほぼ主席で卒業したというのに気力が無いというかマイペース過ぎるというか、ホントぽわぽわな孫娘ですね。
調停官になると祖父に言ったときもそれが楽な仕事だからと言い、ハッ倒されるんじゃないかと冷やひやした。
初登庁したらきっと厳しい現場に泣かされると確信していたが、なんということか孫娘の期待通りの楽な職場だったw
この事実に祖父の偉大さも比例して真っ逆さまに下落したのは言うまでもない。
妖精の台詞の突拍子無さとたまに現代風味な言葉遣いが出てくるのが面白い。「食べて」発言ではすぐ失禁するけどちょっとマゾなところも愛嬌があっていい。
妖精の起源とか何か核心に迫る話も聞いてみたかったが光合成性原核生物を作ったことがあるという点に注目すべきなのかな?
これがつい最近のことなのかまたは数十億年前の話なのか気になるところだ。
調停官としての四月期報告書には自己弁護が沢山書き連ねてあり、情けないやら可愛いやらだが祖父の監督責任に疑いが持たれそうだw
でも今どき積極的に妖精を調べようとしているし、何かノーベル賞ものの発見を何気なくしてしまうようなことがあったらいいなぁ。

第2巻
これは、つまらない。孫娘が妖精になった話はまだいい。しかし助手のループは全然面白くなかったぞ。
ぁー、とりあえず最初、孫娘が二度寝して出勤が15時になってしまった出オチには笑ったw 今更急いでも仕方ないという開き直りが可愛いなぁ。
知能が薄力粉に変化する話は結構シャレにならない非常事態だったね。事態を認識できないままだったら死んでたぞ。妖精怖すぎ。
んで孫娘が泣きながら妖精に助けを求めてそれを快諾してくれたところは全米が泣いた。根性のなかった孫娘がここまで苦労したんだしもういいよね。
しかしせっかく妖精になったんなら何か妖精の秘密をゲットできていたらよかったのにねぇ。ノーベル賞への道は遠いわ。
祖父の女性遍歴を問いつめるのもどうかと思うが、その手の話には無縁っぽい孫娘が男女の関係を詰問する落差がたまらん。
男と女を強烈に意識させる話はエロ助手のところでもあったがあの助手は非常にけしからんヤツだった。
僕の孫娘の胸を触ったり隙あらば押し倒そうとしたり最悪。結局はエロ助手は消滅したからよかったものの、あのまま居続けたら僕の孫娘が傷物にされるところだった。
心配されていた孫娘のコミュニケーション能力は僅かなりとも改善されたのはいい傾向だけど多分ほとんど誤差じゃないかなw
近づく男も軽薄なヤツじゃなければ許してやらんこともないし、孫娘に幸せな出会いが訪れればよいね。当分はお見合いの写真で顔真っ赤くらいでいいけど。
あぁ、妖精そっちのけだな。ってか次の巻を読みたいという気にはあまりならんな・・・。どうしようかな。

第3巻
遺跡での遭難が丸々一冊も続くとは思わなかった。ちょっと中弛みしていたような気がするが、今回も命を賭けた冒険でマイペースな無気力孫娘は頑張った。
ロボットなんぞが出てきたおかげで相対的に妖精さんの出番が減ったのは少々残念。妖精さんの連想ゲームはいつも楽しみなんだが。
妖精さんのお守りが、まさか仮死状態になった妖精だとは驚かされた。そこまでして孫娘を守護してくれるとはね。
それにしても徐々に妖精さんや世界の謎を孫娘は解き明かしておるね。ノーベル賞が見えてきた。
受電施設を破壊した件は独断専行が過ぎたのは間違いないが、施設を破壊しなければロボットを失い、さらには妖精さんをも喪失することになるのだからやむを得ない面もある。
文化保存事業と妖精さんの人権は排他的であることを念頭に置くなら、どちらが優先されるかは議論の余地もない。
したがって、孫娘に厳罰を与えたユネスコ文化局長は死をもって償っていただく他はない。

第4巻
食糧危機かぁ。文明が衰退したとはいえ文化的には中世くらいを維持しているようだし、人間が全滅するといわれてもピンと来ない。今そこに危機は本当にあるのか?
ユネスコ文化局長がまた登場したが、腹黒い政治家のようなキャラになってて笑った。しかもそれを上手にあしらう孫娘の技量にたしかな成長の程を見た。
VIP局長の、手柄は自分の物・失態はお前の物という座右の銘から、孫娘は多いに学び飛躍することだろう。
逃げ出したチキンが自ら材料になって加工されていったのは切なかった。
さっきまで言葉を交わしていたチキンだし少々思うところはあるけれど、まぁ所詮はチキンだしいいか。おいしそうだな。
過干渉はしないようにとのお達しで孫娘は出張したというのに、現地で妖精さん達の女王様に就任していたのは流石だ。お互いの相性が良すぎて無視出来ないんだねぇ。
ライターの製作を依頼された妖精さんが、出来ないとは言い出せずに目線を逸らす仕草が可愛らしかった。妖精さんのテンションが落ちたり上がったりで見てて面白かった。

第5巻
孫娘の学生時代か。主席で卒業したというのは冗談ではなく本当だったんだな。
貰えるものは全て貰うの精神で勉強も吸収しまくったのか。その高学歴がどこで発揮できるかは未定だが。
人付き合いの下手さを遺憾なく発揮してしまって心配させられた。巻き毛ちゃんが慕ってくれたから良かったものの、あの子がいなかったら最後まで孤独のままだったな。
皆の本音を垣間見ても切り捨てずに付き合い続けたのは大人な対応だった。孫娘も少しは成長したな。
ゲーム機の話はしょうもなかった。ただ妖精さんが結構喋ってくれたのがまぁよかった。


第6巻
鳥人間コンテストの安全対策係に孫娘が抜擢されたけど、難易度の高さからして孫娘の実力に相応しい配置だった。ミスターVIPは人を見る目があるな。
そして妖精さんを飼いならした孫娘が役目を完璧に全うした。オーバーテクノロジーをも使いこなす孫娘を誇りに思う。
孫娘ならばそう遠くないうちにミスVIPの座を手中に収めることだろう。
親友のYがどこに出しても恥ずかしい立派な腐女子になってしまった。そんなYだけど孫娘に彼氏候補がいると嫉妬してしまうのね。
Yはホモが好きだから男には興味ないんだと思っていたけど違うのか。まぁ、国連の仕事そっちのけで同人活動に本気で取り組んでいたYには笑わせてもらった。
これからも末永く孫娘の親友であって欲しい。


第7巻
状況が目まぐるしく変わるがたいして面白くもない。
モンペに学級崩壊で楽しくはなかったが、祖父は孫娘に色んな経験をさせたいようだね。祖父もいつまでも見守っていられるわけじゃないからね。
しかし孫娘の意識が人類の衰退を是としているからどこか当り障りのない行動になっていて、そこが問題だと思う。
もう一度人類再興の為に頑張ってみてもいいんじゃないかな。未来ある小さな子どもたちのためにも、もう一花咲かせよう。
モニュメント事件は不可解すぎてドキドキさせられた。村が崩壊してたから過去か未来に飛んだのではと期待してたけど、まさかの人工知能の暴走だったか。


第8巻
村の崩壊が無かったことになっていない。建物が全て破壊されたところから復興はキツイだろうなぁ。
国連が物資だけでなく人材的支援も同時にしてくれていればグダグダにはならなかっただろう。ここは教訓として後世に語り継ぐべきだ。
孫娘の指導力に大きな不安を抱きつつも、結果的に拡張現実の運用に成功したのは評価に値するだろう。流石は孫娘だ。
この拡張現実でのサポートを増やしていけば人類はそれなりの技術力をまた手中に収めることが出来そうだね。
妖精さんは孫娘の統制下にあると思っていたけど、今回眠り薬の製作において妖精さんには厳命が下っていたのにそれを反故にしていた。これは由々しき事態だ。


第9巻
お祖父さんが高次元情報生命体になってしまわれた。アンドロイドに入り込んだらまた活動できそうではあるけどね。
孫娘が生存を信じて月まで飛んできたしきっと大丈夫と思っていたけど駄目だったか。でもこの旅で孫娘はいろいろ学べたし無駄ではなかったね。
お祖父さん、孫娘はきっと歴史に名を残しますぞ。
人間と妖精についての言及があったけどよく分からなかった。読解するの面倒だから何となくで行こう。
人間と妖精はそもそも一個体で、のちに人と魔法として分離したのかな。元は同じだから子供が魔法を使えることもあると。
で、助手くんが分からん。貴重な純粋種?助手くんは魔法そのもの?はぁー、さっぱりだが、孫娘も二十歳頃で結婚適齢期ストライクだから助手くんから早く求婚してね。
では、運命の二人と人類に、幸多からん事を。


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