サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと・感想

どこかでお薦めラノベのまとめがあったのでちょっとメモっておいた作品の一つがこれ。やっぱハズレは引きたくないからお薦めしてくれるのはありがたい。そしてそれは正確でなければいけない。で、この作品はまぁまぁよかった。10段階評価なら7くらいかな。書籍は新文芸なので馬鹿高いけど、ナロウで読まずにいきなり4冊買ったわ。まだ書籍化されてないところからはナロウで最後まで読んだ。外伝はとりあえず未読で放置。

さて、最強の魔術師が学園に入学して無双する・・・ではなく、王子に気づかれないよう影ながら護衛するという任務がドキドキでよかった。モニカの正体に気づかれるかどうかという微妙な展開はもっとあってもいいように思ったが。秘密の一端に触れるかというところで何事も無くスルーが多いのはいけないね。

臆病なモニカが精神的に成長する話もメインなんだろうけど、そういうのはあまり興味が無いな。スーパーコンピューターのようなモニカなら魔法同時発動の壁を越えて欲しかった。並列とかハイパースレッディングとか適当な概念でさらなる高みを目指して欲しい。

第二王子の秘密は精神を移植でもしたのかと思っていたけど、まぁいろいろ作者は考えるね。決着はモニカらしくてよかった。そこまでナァナァにしたのなら修道院に飛ばされたあの子に恩赦があってもいい。

サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと

サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと

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