もし青少年育成条例で小説が対象だったならこの本は発禁になっていたかもしれない。
神を産む為にあんなコトを繰り返すとはなんてうらやま・・・いや、全くけしからんね!ホントにもう。
ところでなぜそういう挿絵が無かったのかと遺憾に思わざるをえない。ってか挿絵雑すぎ。手抜きなら絵無いほうがいいわ。
花梨が時間凍結されている意味に人質以外の理由があるとは驚きだった。まさか存在子対策の食料だったとはねぇ。そりゃ時間凍結という大げさな方法を取るわな。
省吾が血族から知り得た情報を開示しなかったらそのうち花梨は食料として無駄死しそうだなぁ。まぁ9巻目の表紙を花梨が飾っているからそれはないんだが。
レオンが、アフリカを見捨てるようにソロンも見捨ててしまえと省吾をそそのかしたが、反論するならアフリカを救う権能があるのは国際機関であり、ソロンを救えるのは省吾だけだという事実。
だからこの二つを同列に扱うのは適当ではない。「世界を変える」と意気込む省吾が戦後の秩序をも見据えていると期待したい。
ちょい悪のレオンだが、アンジェと一緒に平穏に暮らせるなら地球でもソロンでもどちらでもいいと言ったのは今までのイメージを一新するものだった。
そりゃなぁ、ママのいる日本に帰りたいよーっでもないわな。しかし平穏に暮らせるという条件が死亡フラグな気がしてならない。指名手配的に大丈夫かね。
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