1~5巻までがほぼ無料だったやつ。そして「佐々木とピーちゃん」の作者の作品。あれがアニメ化されたときに、まとめサイトでは散々田中をアニメ化したらよかったのにと非難されていたのは記憶に新しい。たしかに面白い。お薦め度数は10段階で8くらい。ただ下ネタが無いページが無いくらいにぶっ飛んでるのでアニメ化は難易度が高い。放送禁止用語のピー音で誤魔化すのは有りだけど、世の女性が許さないのでは。
あれ、もう完結した作品かと思ってたけど最新の14巻はまだ通過点?ネタバレが嫌なので14巻のあらすじを読むことすら出来ない。いつかセールの時にでも買うとして、今回は5巻までの感想を書こう。
田中はモブっぽいオッサンだけど、中身は拗らせ童貞の変態紳士なところが魅力的。常日頃からセクハラしか考えてないけどそれを面には出さず、外面だけは常識ある社会人として真摯に振る舞っているのが面白い。まぁ常識ある振る舞いをするのは当然っちゃ当然ではあるのだが。
チート回復魔法のおかげで防御は万全、あとは攻撃魔法で薙ぎ払うと行きたいところだけど、取得している魔法が結構偏ってるんだよね。なぜ水魔法を取らないんだ。というか全属性Lv1ずつ取っとけばいいのに。勝手にレベルって上がったっけな。
本命のヒロインが誰になるのか分からないけど、どの子も見た目が若い。上はエステルの15歳くらい?下はロコロコの9歳くらいか。たしかに可愛いっちゃかわいいけどロリコン過ぎるわ。巻頭のカラーページでヒロイン達の絵があるけど、あれは一場面を表現してるのではなく、ただのサービスシーンなんだね。可愛いけどさぁ。
5巻から出てきたゴッゴル族のロコロコは他者の心が読める能力があって面白かった。内面はセクハラでいっぱいの田中にとっては天敵だったけど、開き直ってセクハラを読まれたい極地に到達してからは異世界無双だった。ロコロコにジト目で見つめられたい。
さぁ、田中が無双すぎてインフルエンサーから魔王の疑いが掛けられて今後どうなっていくのか楽しみだ。疑いを晴らすためには魔王討伐にかり出されるのかな。
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