円環少女

円環少女

円環少女13 荒れ野の楽園 感想ネタバレ

最後は「運命の化身」によるロマンチックな総力戦が楽しかった。突然亡くした人に最後に一言を告げられたなら、残された方の心は少なからず救われただろう。メイゼルも母に幸せな現状報告が出来て本当によかったね。十崎京香が言っていた「一万年前の神聖騎士...
円環少女

円環少女12 真なる悪鬼 感想ネタバレ

全宇宙がようやく武原仁に跪くときが来たようだな。いやはや、魔法消去ってまだ全力じゃなかったのか。瀕死のメイゼルに怒りを爆発させつつも冷静に魔法消去のチャンネルを検索する仁にドキドキさせられたわ。超高位魔導師のアンゼロッタ・ユーディナに勝つと...
円環少女

円環少女11 新世界の門 感想ネタバレ

強者同士の戦いってほぼ無いね。実力に少し疑問符の付くノーヴェだけど一応強いとして、対抗はアンゼロッタ・ユーディナかアリーセ・バンシュタインとの戦いがそこそこ熱そうなのにこういう組み合わせは無いわけだ。八咬誠志郎の無差別攻撃も強力だし、戦った...
円環少女

円環少女10 運命の螺旋 感想ネタバレ

表紙の幼女がどう見ても倉本キズナにしか見えない。過去を司る再演大系だから幼女化するのもありっぽいからドキドキしてたんだけどなぁ。武原舞花が戻ってきたことはいいにしても、陰謀はもうコリゴリだよ王子護ハウゼン。毎年、舞花の墓参りをしてくれている...
円環少女

円環少女9 公館陥落 感想ネタバレ

鬼火衆の蜂起は十崎京香がセーフティネットを張らなかったから起こるべくして起こったことかもしれない。その尻拭いを武原仁が一手に引き受けてよく頑張ったよ。東郷永光も刻印魔導師の為に無茶をしたけど、刻印魔導師だけはここで手を引けば罪を問われないと...
円環少女

円環少女8 裏切りの天秤 感想ネタバレ

養父の滋雄の件は、詮索しなかった倉本キズナの責任も責めるとは厳しかった。しかもアンゼロッタに、この期に及んで他者にすがるキズナを守る価値があるのかと言われる始末。でも一番辛いのは武原仁だし、その辛さをキズナは少しは理解して欲しいよね。携帯の...
円環少女

円環少女7 夢のように、夜明けのように 感想ネタバレ

小学生をとるか高校生をとるかの話はもうかなりマンネリだね。他のネタで読者をニヤリとさせられないものかな。とは言いつつも今回もニヤニヤさせられた。悔しいびくんびくん。協会のセラ・バラードが家庭訪問をめちゃくちゃにかき回した話は面白かった。自称...
円環少女

円環少女6 太陽がくだけるとき 感想ネタバレ

神意、生命に宿れり!のエレオノールはかわいいねぇ。マジで。リュリュとの同士討ち、さらには仁と公館との同士討ちはまさに地獄そのものだったけど、守りたい人のために戦う姿はとても熱く美しかった。そして忘れてはならないのが八咬誠志郎。仁のために命を...
円環少女

円環少女5 魔導師たちの迷宮 感想ネタバレ

なんという泥沼の戦争か。事態が深刻で暗すぎて楽しめてないんだけど、作者いわくこれでも『娯楽小説』らしい。ホントにヘヴィな娯楽だな。仁の揺るがない目的がメイゼルを守ること。しかし協会はメイゼルを殺すつもりだし、公館はメイゼルを助けられないとな...
円環少女

円環少女4 よるべなき鉄槌 感想ネタバレ

神レベルを維持するための秘策が核兵器か・・・。魔法消去に立ち向かうためには現代兵器を使えばいいというのはわかるが、そんな事にかまけてたら読者に愛想つかされないかね。魔法使いが貧困で困ってるってのも、本国に帰れば?って感じもする。お金がほしい...
円環少女

円環少女3 煉獄の虚神 下 感想ネタバレ

浪花節の東郷永光かっこよすぎ。人形師との禁断のカンケイである愛と仁義がとても美しかった。人形師の落とし前をつけると言って本当につけてしまって今後がちょっと心配になるが、これからも己が信じる正義と仁義を貫いて欲しい。ところで専任係官と刻印魔導...
円環少女

円環少女2 煉獄の虚神 上 感想ネタバレ

女である前に魔導師かぁ。齢十二歳の魔導師がどうしてそこまで拘るかね。才能だけで大した努力もしていない娘が見栄張りすぎだろう。もう今さら見捨てるなんて選択肢無いんだから仁には一緒に死んでもらうしかないね。百人の魔法消去ならグレン・ラガンの鉄壁...
円環少女

円環少女1 バベル再臨 感想ネタバレ

魔法の設定がガチガチで訳が分からなかったよ。まぁ、一冊読み終えて神音は無音でヤバイってのはわかった。武原仁と神音は相性がいいようだしあの剣と指輪は今後も使って欲しいなぁ。さて初期設定が膨大だったわけだが、その中でも、この地球が地獄呼ばわりさ...