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七姫物語 第六章 ひとつの理想

最終巻なのに主人公の空澄姫に出番が全然無かった。五宮と六宮の姫が空澄姫を少し警戒してたから、ここは何か秘められた才覚が覚醒するとか見せ場があってもよかったんだが。まぁ絵師のエヅや商家のハルセが最後まで空澄姫を認識出来ていなかったあたりは微笑ましかった。

今回の内乱は機に乗じた二宮スズマに非がありそうだね。それを分かった上で一宮シンセンが二宮と連立政府を作ろうとしているのが理解できない。一宮は戦犯の二宮と別れて五都同盟側についたほうがいいんじゃないかな。

トエル・タウ達の目的がいまいち不明瞭で、行ける所まで行くというのはどういう意味なんだろうか。宮姫を担いでいるんだから東和の平和と繁栄を望む方向であって欲しい。

黒曜姫主催のお茶会が実現すれば東和の安定に繋がることだろう。首都と地方でわだかまりはあるだろうけど、宮姫が先頭に立って交流し、平和を築いていけたらいいね。
七姫物語 第六章 ひとつの理想
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七姫物語 第五章 東和の模様

いや~、話を練りに練っているね。勢力争いが単純なようでいてしかし混迷の一途をたどっていてとてもハラハラさせられた。そしてどの陣営も行動に理由付けがされていてその明確な思考が面白い。この争いも次巻でほぼ決着がつくらしいし展開のスピード感もよいかんじだ。

突如現れたジョーカーな破軍王は今までのどのキャラとも毛色が違いすぎてちょっとひく。五百で五千を討てるとか豪語するし、まさか一騎当千なファンタジーな話になってしまったのかと思ったが、火攻め等のからめ手を駆使して勝ちをもぎ取る人なのね。でもいつまで大人しくしているのかわからんし、東和にとって危険極まりない人物だな。

ここにきて四宮琥珀姫が復帰とは予想だにしない展開。僅か三ヶ月間だけという期限付きなのは残念だけど、東和情勢が退陣を許さない模様になればどうなるやら。っていうか、この三ヶ月でまさか戦争する気?冬は戦争できないらしいし、殺るなら今か春まで待つか。やはり今しかないか。それにしても琥珀姫は争いに向いてないからこんな大変な時期に擁立するのは可哀想だねぇ。
七姫物語 第五章 東和の模様

七姫物語 第四章 夏草話

早くも四都同盟か。ここまで大きくなったら一宮シンセンや二宮スズマも簡単には攻めて来られないだろうね。それでも戦うのなら同盟内で一番浮いている七宮だけを名指しして潰すというのもありかな。他の同盟が本当に助太刀するのか怪しいしなw

一宮の花火が打ち上げられたのには驚いた。この時代にもう火薬があるのか。もし大砲とかがあったらヤバすぎるけど、今のところそんな描写は一切無いから大丈夫なのかな。

ハルセの叔父からトエが賄賂を受け取って、その言い分が「仕方ないだろう。欲しかったんだから」っての笑ったw 自分はいつも断っているとか言っておいて本当に欲しい物だったら受け取るのか。全然悪びれないところがトエらしくておかしかったよ。
七姫物語 第四章 夏草話

七姫物語 第三章 姫影交差

政治的和平交渉が全くないまま進んでいたのに突然全陣営が戦争に介入してくるとは思わなかった。纏まりのないツヅミの方針が逆に功を奏し、敗戦都市のくせに一気に返り咲いたのは素晴らしいというか運が良いというか・・・。

東和の制覇が野望だろうに同盟がとりあえずの狙いだったのが腑に落ちない。同盟組んで宮姫が複数人いる場合に制覇といえるんだろうか。同盟でいいのなら次は五宮・六宮と組む流れになるのかな。組みたいと思っているのは七宮側だけかもしれんが。

絵描きのエヅは上手いこと立ち回ってたけど常磐姫の人となりを引き出してしまったから三宮を敵として見づらかった。最初は侵略者だったのになぁ。まぁエヅとしてはナツメ・ツヅミ・カセン同盟の筆頭絵描きの地位を得て、これ以上ない成り上がりに成功して感無量だろう。

回避された戦争だけど激突必死だったしテンがどういう防衛戦を繰り広げるのか見てみたかった。何か奇策でもと期待したいところだったが、ぶっちゃけ何も無いガチ勝負しかなかったようなのは残念。

キリハが空澄姫の宮行列の動向を捕捉した時は、流血以外にないだろうと思ったのに手を出してこなかったのが凄い肩すかしだった。そりゃ宮姫を捕らえても意味はないだろうけどこの息詰まる盛り上がりはなんだったんだと。

ラストで常磐姫が自国の領土の安泰を願っていたが、それに対して空澄姫は東和制覇を掲げていたのがえらい違いだった。世界の安寧より目指すは覇道か。
七姫物語 第三章 姫影交差

七姫物語 第二章 世界のかたち

一宮以外の姫にはどこも大儀が無いから七宮を応援するという気持ちにあまりなれない。内乱を起こすとは見下げた国賊共だ。と思ってしまうので、この作品は肌に合わないかな・・・。

一宮黒曜姫がわざわざ会いに来てくれるから一宮とはいい関係を築いて欲しいが、トエ辺りが難色を示しそうでうざい。トエ・テンは東和征服が目標だし平和とは対極にいて邪魔すぎるよ。んー、七宮カセンを無血開城して空澄は一宮へ亡命とか斜め上錐もみの展開にならんかなぁ。
七姫物語 第二章 世界のかたち

七姫物語 第一章

まったりシンデレラになって天下統一へ、そんな感じだった。見せ場というほどのものが無く戦争も状況説明で終わるというライトさ。空澄姫に魅力があるようにも思えないが、始終まったりとした雰囲気があるしこれはこれでいい・・・かもしれない。

空澄姫の長い髪が付け毛だったのはちょっと残念。あれが付いてないと髪がちょんちょんだな。なんで地毛でやろうと思わないんだろ。黒曜姫は長く綺麗な髪してたし空澄姫も伸ばして欲しいなぁ。

衣装役は何者か。えらい政治のことわかってるしただ者じゃない。どっかの姫からのスパイとかじゃないといいけど。優しいお姉さんでいてほしいねぇ。

戦争で三宮を攻めずに先に四宮を攻めたのは合理的だったのか?地理的に近いとか何かあるのかもしれんが、当時の認識では四宮は好戦的ではなかったはずだしわざわざ先に倒したのは腑に落ちない。

琥珀姫を失墜させたあとはどこかに島流しにするってのは意外だった。もっと空澄姫は慈悲深く、琥珀姫を手元に置くとか情にあふれた処遇をしてくれると思っていたのに。おままごとじゃないのね。

このままいくと全ての姫を倒したヤツが王家にでもなるのかな?たしか前王家は病で死に絶えたよね。その復興がこのレースということなのか。なんだか血なまぐさい争いだが空澄姫はこれを戦い抜くことに決めたようだね。穏やかな性格してるしこれからの戦いに耐えられるかな・・・。
七姫物語