本好きの下剋上 第五部「女神の化身XII」・感想

数ヶ月前に1巻から読み返していたんだけど、図らずも進捗が最終巻とほぼピッタリ合わさった。これは神に祈りをですわ。他に読みたい物もないしもう一度1巻からかあるいは貴族院か、ローゼマインの活躍を読み返したい気分だ。ハルトムートが心酔する気持ちがよくわかる。

さて、アレキサンドリアってエジプトにあったのか。というか地図を見るにエーレンフェストの2倍以上の大きさなんだね。領地の貴族の大多数が旧ヴェローニカ派みたいなもので、今後の領地運営やら安全について不安しかない。

レティーツィアは神殿送りなのか。以前とは神殿の意味合いが変わるとは言ってもほぼ言及無しで神殿送りだからメンタルが心配だ。そもそも花捧げを禁止しないのが不思議だ。神殿改革の本丸だろうに。

最終巻では領主会議で神殿と礎の関係についてが読みたかったが無かったな。セキュリティ的に神殿から礎に入るルートは鍵さえあれば簡単なので怖いね。聖典の鍵は誰が保管すべきなのかなぁ。最低でも領主候補生だけど、それもどこまで信用に値するのかって感じもする。そういえばアレキサンドリアの神殿長はローゼマインなんだね。レティーツィアもありだったけど。

フェルディナンドが自称父親に引き取られた時に「時の女神のお導き」と言っていたが、あれは誰かが時間遡行したのかな?「時の女神」といえばハンネローレだが、フェルディナンドとは接点が無いし、女神その人なのかローゼマインが関係しているのか唯の直感か謎だ。というかそういう過去編は要らないな。謎のままでいい。

本編は終わり、次はハンネローレの貴族院五年生に移り変わるらしい。あれなぁ・・・、あまり面白くは無いしそこまでハンネローレに興味があるわけでも無いのでテンションは下がらざるを得ない。それよりも名捧げ側近が結婚する話を軽くやって欲しい。

まぁひとまず最終回だね。ローゼマインと愉快な仲間達が幸せしかない人生を送れることを願っているよ。

本好きの下剋上 第五部「女神の化身XII」・感想

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