田中家、転生する。・感想

1～5巻までは買って、それ以降は原作のナロウを読みました。お薦め度数は10段階の7くらいです。馴れ初めは、一家全員が即死してからの異世界転生というダイナミックさにひかれて読み始めました。ヒロインが枯れ専なので若い男とフラグが立たないのも面白い。

頭を空っぽにしてコメディを楽しむ作品なのであまり書くこともないけど、とりあえず猫が可愛い。作者が猫の特徴をよく分かっててニヤケてしまう。特に、母メルサがエマ達を怒ってるシーンだったかな？猫達が自分は関係ないですという風に一心不乱に毛繕いをしてて可愛すぎた。

蜘蛛のヴァイオレットは超優秀だけど、あれ増えないのかな。家族全員分のヴァイオレットが欲しいくらいに万が一の備えとして優秀だった。和の国へメルサが行くときにスカートの中に潜ませていて安心度が違った。

作者が検索してはいけないと言っていた虫についてはその通りにしている。虫が巨大化すれば生物最強を唱えたテラフォーマーズの理念の基、コメディに昇華すればあのナニカも生物兵器になってしまわれた。数が多いらしいし有事の際には頼もしい。

アラフォーと言われてオコなエマも可愛いが、天使として大事にされすぎて行動に支障が出る場面は結構イラッとする。王子エドワードや護衛のアーサーとか、大天使エマが危険に飛び込みそうなのを阻止して話が長くなる。こちらとしてはヴァイオレット・エマガーデンで無双してくれてもいいのに、外野は邪魔しないで欲しい。

作者は女性っぽい？ローズの爆乳談義では男が胸を必ず見ていることについて言及があった。見ないようにしていても不意に目が吸い寄せられるのは魔法か何かなのか。そしてローズも可愛らしい。

最新話183はまだ見ぬ7巻目相当だろうか。まだ魔法使いフアナの正体が不明だ。小さい魔法使いの正体も気になる。旧田中家と同じ顔の可能性はあるな。フアナ自体は魂だけ新しい器に移動させる術を持っているようだが。まぁひとまず敵の侵攻を阻止出来てよかった。