アニメの出来がなかなかよかったね。それを記念して未購入だった5巻以降を買ったけど新章の10巻は保留。原作は3年前に読んだのか。今回は1巻目から読み直してお薦め度は10段階の8くらいかな。モニカの成長や秘密をじっくり読んでいい話だなと改めて思った。
ネロをペットにするエピソードってあったっけと思っていたら鳥の骨が刺さって苦しいってのがそれなのね。ガチでこれだけの話でペットになってしまったのか。いくら黒い炎を吐く前に殺せるからと言われても諦めが早い。それとモニカとネロの関係って時間的に浅いんだね。黒龍騒動からだから、その3ヶ月後に護衛任務というかんじかな。ネロのエピソードでは第二王子にへりくだらないのが好き。俺様がかしずくのは沈黙の魔女だけだぜが好き。かわよ。
技術者のバルトロメウスは変にストーリーに絡んできて結構ウザいなと思っていたけど、馴れ馴れしいのはモニカを死に別れた妹みたく思ってて、さらに子供は大人に頼って良いんだとモニカの力になろうとしてくれて好感度が上がった。
学園でモニカの正体が一番バレそうだったのはシリル以外ではブリジットかな。全くからみがなかった二人だけどブリジットのメイドが監視してたのはちょっとドキドキした。魔法使いまでしかバレなかったけど、モニカの謎の人脈に驚いていたのが微笑ましい。
最後は第二王子を救うためにモニカが皆を頼りまくって危険な大芝居を成功に導いてよかったよかった。フェリクスがここに至ってようやくモニカの正体を知ってニヤけてしまうね。やはり種明かしは最後に限るわ。
フェリクスは偽物の王子だけど身分は王子のままで領地をもらって隠居暮らしなのか。国王も扱いに困ってそう。モニカに弟子入りしたけど、水属性しか使えないってわけでもないのかな。この世界の魔法がよくわからない。本物の王子は土属性だから、偽物は魔法を使うなって話だったわけで、そんな状況で弟子入りがつとまるのだろうか。
そういえば、ウェブ版には居なかった気がする星槍の魔女カーラ・マクスウェル、七つの魔術を同時に使えるとか反則だろぉ。その並列魔術はモニカがハイパースレッディング・インテルハイッテルとして実装するはずだったのに!いやマジで2つまでしか同時に魔法を使えないというのは厳しいと思う。まずはせめて3つまではやってみよ?モニカがんばって!
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