捨てられ公爵夫人は、平穏な生活をお望みのようです・感想

3巻目以降はウェブ版で読みました。約45日間はかかったかな。お薦め度は10段階で7くらい。「小説家になろう年間第1位(2024年4月~10月)」だから結構期待してたけど、1位というほどの作品ではないね。まぁまぁ普通。

百科事典の知識で異世界無双の領地経営は結構淡々と進んでいくけどそこはまぁヨシ。主力商品はビールになりそうだけど、神殿の商品とかぶってるしどうするのって問題は有耶無耶になってしまったね。まぁヨシ。

このゲーム世界はイージーモードのようだね。今のところ神様がゲームと同じ世界をシミュレーションしてるっぽいかな。神に召喚された聖女マリアは何かを達成出来れば帰還できるんだろうなと最初は思ってたけど、どうやらその可能性は限りなくゼロだね。歴代の聖女が非業の死を遂げても救わなかったのだから、今代のマリアも救うはずがない。個人的には突然白いドアが出てきて立ち尽くす泣かせる展開がいいけど。

領地経営の話は平凡だったけど、マリアがプルイーナの浄化のために遠征に行ったあたりからちょっと面白さが上がった。歴代の聖女が過去に送り込まれて何をしたのかがわかったし、聖魔石の誕生で魔力中毒に対して暫定的な対処が可能になった。やはり何かフラグがあるとすれば魔力汚染の浄化なのかな。これまでの聖女はあまり魔力汚染対策に手を付けてこなかったのでは?しかし聖女ありきの解決策だしそこが問題だ。

アレクシスがメルフィーナを密かに聖女だと思ってたシーンはふふってなった。遠からず子に恵まれるだろうし、出来ちゃった時のメルフィーナのリアクションが楽しみだ。末永くお幸せに。

そういえば人名が「本好きの下剋上」と10人くらいかぶってるよね。同じ名前を見るたびにまたかって思うけど、次いつ「本好きの下剋上」を読めるだろうかとも考えてしまう。読みたいが半年以上かかってしまうか。

捨てられ公爵夫人は、平穏な生活をお望みのようです・感想

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