ハリー・ポッターと死の秘宝 感想ネタバレ

終わったー。期待していた展開にならなくてかなりウンザリさせられたがそれも第33章までだった。

もうダメなのかと思わされたスネイプが、ついに無実が証明されてとても嬉しく思う。

スネイプのリリーを想い続ける純粋さに驚かされると共に、どんなに危険であろうと影ながらリリーの子を守り続けたその勇気を称えたい。

今回は嫌なヤツが改心する話が3回ほどあったね。本命はやはりドラコか。ハリーの2度に渡る危機を救い、ヴォルデモートか騎士団かで揺れ動きつつもハリーを助けようとしたドラコ。

他にはダドリーとクリーチャー。どれも反目してたけどようやく仲良くなれた。

特に親戚にあたるダドリーとはもう会うことがないと言って別れたが、せっかく分かり合えたのだし関係の修復が出来ればいいね。

死の秘宝ではスニッチが衝撃的だった。開け方がさっぱりわからなかったしもう存在自体忘れそうになっていたが、まさか死ぬ運命のハリーを蘇らせるアイテムだったとは。

しかし助かるかもしれないとはいえ、ちょっと殺されてみる度胸は相当なものだね。

ハリーが死んだというのにホグワーツのダンブルドア軍団が雄々しく吠えたのには目頭が熱くなった。

もう一人の約束の子ネビル・ロングボトムがハリーの代わりに精神的柱になれた瞬間だったんじゃないかな。

その後の総員突撃とケンタウルスや屋敷しもべ妖精の援軍には心が燃え上がる熱いものだった。ここの展開は映画化で超期待したい場面だな。

ハーマイオニーとロンは長い間ハリーを支えてくれた得難い友だね。誰が欠けても今はなかっただろうしこの出会いの奇跡を祝福したい。

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