魔女の戴冠I 感想ネタバレ

リィリィは友達思いで優しくていい娘だった。特にキアラが黒魔術を使ったもんと武勇伝を大声で語ってたのをリィリィがキアラの唇を押さえてムームーさせてたのが印象的。

親友の身を案じて止めてくれるなんてかけがえのない友だね。できたらもっと二人の話を聞きたかったが、全3巻となるともう余分な話は一切なさそうか。

ところでリィリィの境遇がH×Hのゾルディック家とまんまインスパイアな感じがちょっと気になる。

キアラ自体は結構どうでもいい娘だけど、その兄の兄バカぶりはとても微笑ましかった。

「キアラはめちゃくちゃ可愛いんだから、めちゃくちゃ可愛い格好をしないと」って家族愛が溢れまくりだ。

ここまで想われて慕っていた唯一の家族が惨殺されたとなれば心中察するに余りある。

アーダルベルトは結局のところウーゴを殺りにきていたのか。エウジェニアがウーゴ殺しをアーダルベルトの犯行だと言っていたが、当たらずとも遠からずだったね。恐ろしい娘!

それにしても他人には復讐止めろと言いつつ自分は粛々と復讐を完遂するとはなんという反面教師。

エッカルトのほうは今のところ殺人鬼ということになっているけど何か陰謀でもあって嵌められたとか?でも現行犯で殺してたようだしなぁ。

あまり証拠を重視しない世界なのかエウジェニアに対する罪状認否は面白かった。黙ってたら認めたことになるとか強引すぎる。

相手を怒らせて喋らせるようにし向けるとはまぁまぁのテクニックだった。
魔女の戴冠I