水属性の魔法使い 第一部 中央諸国編・感想

3冊ほど無料で貰ってたやつ。原作はナロウで現在は710話までいっている。どうやら第四部なるものが2025年から開始するらしい。部単位だと約250話は続くと思う。この本は期待を裏切り続けるTOブックスレーベルから出版されているんだけど、あのレーベルには似つかわしくない正統派ファンタジーだった。お薦め度数は10段階で7くらい。

読んだのは第一部中央諸国編なので254話あたりまで。感想を書いたらまた読み進める。とりあえずこの作品は無職転生にかなり影響を受けている。流石はナロウの始祖ルーデウスだな。ルーデウスの世界は剣無双だったけど、リョウの世界は魔法70%・剣30%の力関係かな。まぁ結局は魔法も剣も両方達人でないと生き残れないハードな世界だったが。

チート能力と言えば不老くらいしかないかな?結構微妙なチートだけど、最初20年間ひたすらに鍛練を積んだというのに、爆炎の魔法使いオスカーとほぼ互角止まりなのはちょっとガッカリだな。せめて最後の戦いは完封して欲しかった。今後は錬金術を修めて更なる高みを目指すのだろうか。というかゴーレムに対しても勝ててないんだよね。他には魔法無効化とか、対応出来ないまま放置しているのが心配だ。

火薬や大量破壊兵器が出てくるのはちょっと興ざめする。剣と魔法のファンタジーにそんなの無粋だろう。特に航空戦艦なんぞ帝国の転移使いに盗まれて終わりそう。笑える。

王国の魔法使いをびしばし鍛えるという展開はあってもよかった気がする。無詠唱させないためにトリガーワードを広めたってヴァンパイアが言っていたが、それを知ったならリョウは魔法改革に乗り出すべきだろう。なぜ何もしないんだ。

リョウの結婚相手はセーラになりそうだけど、以前性欲がないって言っていたけど大丈夫なのだろうか。これはもうエルフの秘技に頼るしかない。アベルの相手は聖女の子になるのかな。アベルは聖女に対して愛があるのかちょっと怪しいが。

水属性の魔法使い 第一部 中央諸国編・感想

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