ラインハルトとヤンがサシの一騎打ちをするという前提がちょっと強引な感じだった。
用兵家として対等の勝負で雌雄を決したいというのもわかるが、この一戦に参加させられた帝国の兵士は不必要なリスクを背負わされて殺されていったわけだ。
もしキルヒアイスが生きていればこんな愚かな私戦を絶対に許さなかっただろう。
ヤンの民主主義への信念は頑なだな。戦争に負けても再起を賭けてまだ戦うつもりなのか。
そうまでして帝国と争うのはこれもまた私戦なのではないか。民主主義は多くの将兵の命を再び賭けるに値するほど価値があると思っているのか。
ロイエンタールが裏切るのかどうかは結構ドキドキさせられた。とはいえ一人で裏切っても何が出来る?やるなら一個艦隊の将兵百万人を味方に付けないと何も出来なさそうだが。
意外と妄想だけで何も事を起こさないとか。とりあえず親友のミッターマイヤーにこれ以上心労をかけないであげてほしいね。
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