転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す1~3巻・感想

3巻までセールだったやつ。原作はナロウで現在250話まで行っている。第3巻は原作の68話目まで。面白度数は10段階で8かな。あまり期待してなかったので購入から読むまで半年が経過してたけど、スルーせずに読んでよかった。アニメ化が間近のようだ。

成人の儀式か何かで死にかけたところで、前世が聖女だと思い出し、完全回復魔法で復活を遂げる。そして、転生したと魔族にバレたら殺されるので、聖女だということは秘密にするという話だね。一気に3巻目まで話を飛ばすと、青騎士カノープスも前世を思い出したということは、他の有力な騎士も現世に集いそうだね。近衛騎士団長シリウスは現世で誰になるのかな。

まずヒロイン・フィーアのリボンが似合っていない。汚い挿絵でリボンを見ると、何かツノみたいなんだよね。もうちょっとどうにかならなかったのか。あとフィーアは勘違い系というのだろうか、ボケた話をして違うそうじゃないってギャグが基本だけど、2回連続ボケはいいけど3回以上はダメだ。ただ話が長くなるだけで読むのが面倒くさくなる。

フィーアが回復魔法を使わざるを得ない状況が3巻現在でほぼ無かったのは意外だな。もっと正体がバレそうな展開があると思ってた。小さな聖女が少し気づいたけど、あの子は可愛いからフィーアが直々に鍛えて上げて欲しい。聖女と言えば、フィーアが聖女のあり方を説いていたのが印象的だった。

第四騎士団長クェンティンはギャグキャラになってて面白かった。何だっけ、存在の大きさが目で見えてしまう能力者だっけ?だからフィーアの潜在力を初見で看破したし、どのあたりをフィーアが隠そうとしているのか理解出来ないでいるのが面白い。こいつに大聖女が蘇った与太話が耳に入ったら、秒で確信に至るんじゃないかと楽しみだ。

レッド・グリーン・ブルー呪い兄弟物語も意外と面白い。さっさと呪い解いちゃいなYOって思ってたけど、結果的に女神が王子達を見極める時間だったと解釈されてプラスに働いた。女神がこの世に顕現し、何かをなそうとしているとか胸熱展開だな。いろいろな人に聖女であることがバレそうな感じだけど、どこまで情報統制が出来るのか見物だな。

転生した大聖女は、聖女であることをひた隠す1~3巻・感想

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