大聖女の作者を代表する二枚看板のもうひとつがこれ。すごい2025では3位に入っていて面白さは折り紙付きで確定的に明らか。ならば読むしかないってことで原作を最新話278まで読みました。お薦め度数は10段階で4か5です。ええ、評価は低いです。男性からしたらもの凄くつまらないけど、きっと女性はこういうノリが楽しくてしょうがないんだろうね。相容れない。
さて、つまらなさを言葉で説明するのは意外と難しいが、転生主人公ルチアーナに魅力が無いのがまず問題だ。主人公として伝説の魔法使い・絶世の美女・高貴な身分・ゲーム知識無双・勘違い系ボケと属性は押さえているが、それら属性を踏まえても言動にあまり楽しさがない。
伝説の魔法使いにしても主人公が魔法を使う場面がとても少なく地味すぎる。最新話辺りで古語を読めるのは主人公だけとわかりその点はよし。石碑のはきっと日本語で書いてないかと思ってたくらいだ。いや、真のヒロインが3ヶ月後に入学?してくるが、そいつは聖獣の真名が「書いてあった」と言っていたしそのヒロインも伝説の魔法使いという可能性があるのかな。
まぁ伝説の魔法使いと判明してからの溺愛一直線が最もつまらない。ここが男女で意見が割れそう。主人公が甘い言葉を囁かれ、愛してる、妻に妃になって欲しいというまさに「溺愛ルート」が話の主軸になる。こういうやりとりをニマニマ出来るのは女性だけでは?少しだけならまだしもずっと溺愛ターンだからね。
この作品で唯一面白くなりそうだったのはお兄様の手が欠損したところだね。主人公が絶対に治すと決意し聖獣攻略に乗り出す展開は熱かった。しかし期待したほど盛り上がらなかったな。
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