女流作家によく見られる気がするんだけど、女性キャラの心理描写や思考がとても生々しいように思う。
それでいて陽菜は気分が高揚したり落ち込んだりと波が激しくて見てて飽きが来ないね。
敵アンゲルゼがまだ現れてないので正義がどうなっているのかわからんけど、敵もちゃんとした思考を持っているようなので単純に人間側だけに正義があるという風にはならないかもしれんね。
しかも残り2巻で終わり。次は急展開しないと纏まらないかも。
陽菜にべったりのマリアが可愛らしかった。感情を持っているマリアを戦闘兵器として利用するというのは精神的にキツイだろうに、陽菜の苦しみは察するに余りある。
あとマリアが血の食事を見られて動揺し、陽菜がそれは何でもないことだと慰めるシーンが印象的だった。どちらの配慮も尊いよ。
湊は次巻で死ぬんじゃないかと思えるほど陽菜とイチャつこうとしてくるね。その気もないくせに。
でも陽菜にとっては心が安らぐ存在のようだしもう暫くは生きておいて欲しい。
でも覚野ルートに行ったとしてもアンゲルゼウィルスが移るし何もできないのが可哀想ではある。陽菜の寿命の方はどうやら例外になりそうだが。
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