竜馬がゆく1 感想ネタバレ

硬派な本を読んでみたくなりググっておすすめを探していたら、日本男児たるもの一度は読めとあったのがこの本。偶然にも家に文庫が全部揃っていた。

本は硬派でも感想は軽~いスタイルでいつも通り書き捨てようと思う。

で、竜馬が最初から神格化されてて作者の心酔ぶりが何ともはや。一巻目だからまだほとんど偉人としての動きは無かったように思うが、最も記憶に残ったのが竜馬のハーレム状態だ。

土佐で二人に江戸でも二人の娘とイチャイチャ・パラダイスだった。ラノベとは格調が異なる上質を求めていたのだけど、やってることは今も昔も変わらないなぁ。

四人の娘の中では高貴な生まれの田鶴が個人的にお気に入りだ。

竜馬と結ばれてほしかったが、夜這いは失敗し京都へ左遷されるしでもう駄目か。田鶴はちょっといたずらっぽい性格が面白かっただけに残念だ。

男だけど萌えキャラだと思ったのが武市半平太。

剣道の大会で土佐藩代表として竜馬に出ろと強引に迫り、しかし自分は出場しないがその理由は聞くなという居丈高な態度が可愛かった。

その理由を察した竜馬が何も言わずに快諾した度量の大きさもなかなか。
竜馬がゆく1

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