空ノ鐘の響く惑星で1 感想ネタバレ

こラすに3年連続で上位にランクインするほどの作品だったので試しに2巻まで買いました。他の人が推すだけあってとても楽しめました。

ずっと美少女ラノベ一辺倒だったけど方向が73度変わってかなり硬派で、その堅さがまた心地よい。分類的には戦記物らしくそういうのは僕は初めてです。

弱冠9歳のフェリオが「ウルクと遊べたこの一年、僕も楽しかったよ。ありがとう」って大人びたことを言うね。

こういうことに「ありがとう」なんて恥ずかしくて言えないってのに、自然とでてくるフェリオの素直さからはフェリオの人としての魅力が伝わってくる。

リセリナがクゥナを人質に取ってフェリオが機転を利かせ嘘をついたあたりはニヤニヤがとまりませんでした。

よりによってクゥナが妊娠してるとか咄嗟の嘘にしても面白いw あとでクゥナが自分は妊娠してませんって皆の前で強調してたのもいいね。

ところでクゥナは聖職者じゃないようだけど、普通の聖職者って結婚するもんなの?一生独身を貫いているイメージがあるけど・・・。

手乗り虎モードに切り替わったリセリナがフェリオを舐め回したのは戦記に数十ページを割いて詳細に記録しておかないとね!お色気シーンと呼べそうなのはここだけ!なんて健全なラノベなんだ。

神殿騎士のリカルド副団長が敗戦してそれを団長のベリエが宥めていたのは予想外の展開でした。

騎士団に傷がついたんだしベリエも怒ると思ったのに、人って年を取ると丸くなるもんなんですかねぇ。少しベリエに好感を持ってしまったけど今後どうなるか。

コウ司教がシャジールという人間とは違う種族だそうだ。こういうスターウォーズみたいなキャラが登場してくるとはまた予想外。

でも人間の世界に蛇人型がいるだなんてかなり違和感ある。これはリセリナの世界における最初の頃の人と獣の融合体だったとかそんな話にならんかな?

リセリナの腕輪の武器はこっちではオーバーテクノロジーだね。

それで思い出すのがオルフィーナって漫画。これ10巻までしか読んでないけど、武力差ありまくりなのに原住民強い強い。スペシャリストまじ最強な展開がフェリオ達にも言えるかもしれない。

国王が瞬殺されてから最後までは息が詰まるほどの緊迫感だった。まさか有無を言わせずKill Them Allになるとは((((;゚Д゚)))ガクブル

カシナート司教の悪巧みも一瞬で色あせるほどの凶行だな。

皇太子においては少し前に己の悪い点を客観的に見つめてたし、それに留意した上で国王に即位するなら結構いい王になれるんじゃないかと思った。

しかしそんな可能性がこうも儚く散らされてしまうとは・・・。

敵はリセリナを追ってきたらしい。となると、味方からもリセリナの立場が非常に危うくなってきそうだな。

敵の目的はリセリナ抹殺だけのようだし、リセリナさえいなければとなりそう。そういや敵は本国に帰る技術あるかもしれんね。本隊は先にこちらの世界へ入っていたらしいし。
空ノ鐘の響く惑星で1