狼と香辛料VII Side Colors 感想ネタバレ

外伝かー。当然続きだと思っていたのでちょっとがっかり。

世の中を全く知らない純真培養なアリエスが結構面白いキャラだった。船と言えば神様が乗る箱船ですねってのは流石は修道女。

しかも船が水に浮かぶことを信じてないのがなんとも可笑しかった。そういやクラスのことを男だとわかってないようだったけど、ホロは教えてあげたのかなぁ。

子供だけであてのない旅に出たことをホロが咎めてたのはなんとも現実的でイヤ~ンなかんじだった。まぁ海で魚を捕るにしてもかなり難易度は高いだろうけどね。

アリエスが領主の娘だったという展開は出来すぎだがまぁいいとして、馬鹿、いや大鹿の自演や追っ手のでっち上げにはかなり興ざめした。

夢オチならぬ・・・何だろね、嘘オチってかんじ?クラスが哀れで仕方がない。

両替商ワイズの口説きとホロの淑女っぷりは相変わらず面白い。ロレンスにヤキモチを焼かせるなんて造作もないようでw

古着屋の店主との駆け引きはいつもの本編のような必死さがなくて安心して楽しめた。今回はロレンスが高見から余裕の表情だったね。全て計算通り行ったようで何より。

あとホロが汚れた服が並べられた陳列棚から3歩退いた仕草が可愛かった。ある時は貴族の娘、またある時は町娘なホロ可愛いよホロ。

羊飼いノーラのことをホロは貧相な身体と言ってたが、ホロも負けずツルペタなのになw

むしろやたらと大食らいなホロがツルペタというのが可哀想だ。ノーラは食生活が質素だろうししょうがない面もある。

今回のホロは鼻の下を伸ばすロレンスに激怒しててぷちツンデレっぽかったような気がする。ツンは内心限定だったけど。

それにしてもホロがあんなにロレンスに惚れているとは・・・。

普段は冗談めかしてロレンスをからかってるけど、今回だけはホロ視点での展開だったしホロの気持ちがバレバレにw たまにはこういうのもよいね。
狼と香辛料VII Side Colors

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