ベルガリアード物語2 蛇神の女王 感想ネタバレ

勧善懲悪を掲げる自称正義の使者ベルガラスに真っ向から反論したラン・ボルーンに好感を抱かざるをえない。

民族浄化によりマーゴ人を根絶やしにせんとするベルガラスを、対話と実力を背景に平和の実現を目指すトルネドラ皇帝がどこまで理想を追い求めることができるのか、今後に期待だな。

まぁしかし、自称正義様に逆らうとは命知らずにもほどがある。

ガリオンの嫁セ・ネドラは短期間のうちに精神的に成長した。当初こそ傲慢なところがあったが、皆と旅をするようになって随分性格が丸くなった。

しかもパパに似たのか格下のガリオン相手なら論破完了系の常識人に見える。

ガリオンが自称正義のベルガラスやポルガラの色に染まりきらないように、セ・ネドラがしっかりと教育係を務めてほしい。

ベルガリオンの中のもう一人はいったい誰か。今はまだベルガリオンではないと本人が言ってたし、そのうち融合とかいう話になるのかな。

ということは手のひらの輪っかに意思が宿っているとか。
ベルガリアード物語2 蛇神の女王
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