ベルガリアード物語3 竜神の高僧 感想ネタバレ

正義側に神のアルダーだけでなくウルまで居るとなると、マーゴ側の悪のレッテル剥がしはちょっと容易じゃないな。

しかも生贄二千人を次から次へと処理してしまったりで心象が最悪すぎる。

でも意外なことにクトゥーチクはトラクを復活させるつもりはなかったわけで、利害の一致や駆け引きを持ってクトゥーチクを陣営に引き入れられたらよかったのになぁ。

登場は酷かったレルグが改心できたように、マーゴ人にも奇跡はないのかね。

どこかにユーモアがこの作品の売りだとあった気がするが、レルグが風邪を治した件にはニヤリと笑わされた。

岩を通り抜けると風邪が治るという斬新な治療法にポルガラが興味を示す一方で、この方法に不快感を表明するシルク。

今度は是非ポルガラかベルガラスにこれを体験させてあげてほしい。

そういえば、ベルガラス達は不老不死ではあるが不死身ではないようだね。数千年間も必殺の致命傷を負わなかったというのは結構すごいことだな。
ベルガリアード物語3 竜神の高僧
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