いや、あれだけケチ付けといて新刊買わないだろー?ってのが常識的な判断ですが、この新刊は伊達じゃないんですよ。なんと言っても帯に「ついにクライマックス!」だってさw
そりゃ打ち切りにもなるさ。むしろ5巻までよく出せたなと。そういうわけでネタとして買った。
最初から最後まで神門の出番が無かったのには全米が笑ったw 一応設定的には重要人物だというのに完全スルー。
話を閉めるには最早邪魔なキャラになってしまったが、そもそも神門は登場させるべきではなかった。作者のミスは全て第2巻に集約されていると言っても過言ではないだろう。
会長が魔法を使った件について永音に報告しに行ってまともに取り合わない永音に頭突きをかます真帆がよかった。
呪詛を口ずさむネクラというのもいいが肉体言語で熱く語るのもよいね。ぴぴる ぴる ぴる ぴぴるぴ~♪
副会長が真帆と一之瀬との性交シーンを目撃して釈明を受け付けないのは強引にもほどがある。
どうせならこれをネタに体育館使用権と人体蘇生への協力を錬金術師的等価交換で取引すればよかったのに。
『過去』から逃げることはできないの。だって、『過去』は変えられないのだもの
これは作者が第2巻でやってしまったミスを今更どうしようもないんだようわあああぁあんって感情がよく表れている。
で、部長とはいえ所詮は高校生だしこのセリフに対するアドバイスが咄嗟に出なかったのは仕方がない。
ラストでこのセリフの背景や感情を部長が説明してくれてようやく皆が納得したことだろう。
一之瀬が沙倖を無理矢理ピーーーしたとかいう会長の発言の信憑性は著しく低くて、え?これを信じちゃうの?みたいな。
これがあたかも事実として話が進んでいったのは呆れるほど強引だった。
おじ様こと伊丹はやはりそっち系の人でしたか。
無能揃いのアスガルズは悪魔フェアリルの捜索を断固阻止するために、捜索を止めようとしない伊丹を悪魔呼ばわりし抹殺にかかるとか一体どうなってんだ。
さらに救いようのない屑が揃ったアスガルズの公式見解も目を見張るものがあった。
アスガルズの仕事は地上の悪魔を捕まえること。そこに善悪の判断は関係ないの
これはつまり、悪魔フェアリルは絶対に捕まえないが、悪魔伊丹は絶対ぶち殺しw 正義の名の下に!!!
決戦の日を大会に定めたけどそんなの待たずに先制攻撃すればよかったのにね。
まぁ執行機関のアスガルズは動かざる事山のごとし、伊丹には連絡がまだ行ってなかったわけだが・・・。ゴブリンも時間かかりすぎ。
エピローグで真帆が一之瀬に告白しちゃったのは驚きだった。
玉砕だったようだが次告白するときは髪を下ろしてすれば一之瀬の興奮度がリミッター越えるだろうからマジおすすめ。
その時なぜか沙倖たんハァハァとか言われるかもしれないが気にするな。告白の記憶を消去した永音がまだ生きているとか、真帆のギャグがここにきて大ブレイクw
ふー。文句言い出したらきりがないがもっと話を練り込んでいれば客が付く余地があっただろうに。ほんの1mmだけ惜しいねぇ。
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