七姫物語 第三章 姫影交差 感想ネタバレ

政治的和平交渉が全くないまま進んでいたのに突然全陣営が戦争に介入してくるとは思わなかった。

纏まりのないツヅミの方針が逆に功を奏し、敗戦都市のくせに一気に返り咲いたのは素晴らしいというか運が良いというか・・・。

東和の制覇が野望だろうに同盟がとりあえずの狙いだったのが腑に落ちない。同盟組んで宮姫が複数人いる場合に制覇といえるんだろうか。

同盟でいいのなら次は五宮・六宮と組む流れになるのかな。組みたいと思っているのは七宮側だけかもしれんが。

絵描きのエヅは上手いこと立ち回ってたけど常磐姫の人となりを引き出してしまったから三宮を敵として見づらかった。最初は侵略者だったのになぁ。

まぁエヅとしてはナツメ・ツヅミ・カセン同盟の筆頭絵描きの地位を得て、これ以上ない成り上がりに成功して感無量だろう。

回避された戦争だけど激突必死だったしテンがどういう防衛戦を繰り広げるのか見てみたかった。

何か奇策でもと期待したいところだったが、ぶっちゃけ何も無いガチ勝負しかなかったようなのは残念。

キリハが空澄姫の宮行列の動向を捕捉した時は、流血以外にないだろうと思ったのに手を出してこなかったのが凄い肩すかしだった。

そりゃ宮姫を捕らえても意味はないだろうけどこの息詰まる盛り上がりはなんだったんだと。

ラストで常磐姫が自国の領土の安泰を願っていたが、それに対して空澄姫は東和制覇を掲げていたのがえらい違いだった。世界の安寧より目指すは覇道か。
七姫物語 第三章 姫影交差