売春とか局所的に暗い部分もあったけどこのシリーズとしては序の口の暗さだったように思う。
やはり琴吹ななせが前面に出てくると華やかさが違うね。オペラ座とか些末なことは完全スルーして、それより琴吹ななせの感情を聞けてとても充実した一冊だった。
夕歌の罪を知っても尚助けたいと言った琴吹ななせの優しさはとても眩しかった。揺るぎない友情を抱ける親友がいるっていいね。
夕歌もななせを大切に想ってくれていたし二人が笑顔で再会できる未来がもう望めないのは寂しい限りだ。
朝倉美羽の方は記憶が戻ったのか傍若無人な小悪魔ぶりで琴吹ななせを攻撃しててちょっとムカツク子ですね。
ヒロインが三人いる中で誰が心葉を射止めるのか・・・。本命は文学少女だろうけど、ここは琴吹ななせを応援したい。夕歌の分まで幸せになって欲しい。
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