“文学少女”と神に臨む作家 下 感想ネタバレ

今まで何度裏をかかれたか分からないほど色々とミスリードさせられたが、消えてしまうのかと思っていた遠子が幸せを掴むために帰ってきてくれて本当によかった。

愛より作家への道を遠子が選んだときはもうダメだと思ったよ。

自由の象徴の為に麻貴が18歳で妊娠出産したのはどうなんだ。百歩譲って、どうやら本気で流人を愛していたようだしそこはまぁいい。

だが最初から結婚するつもりなんてさらさらなかったんだし、自分の自由の為でなく生まれてくる子供のことを想えば妊娠は軽はずみすぎる行為だった。

このシリーズで最大の貧乏くじを引き当てたのは間違いなく琴吹ななせ。あんなに好き好き大好き愛してる!だったのに、心葉の心は年上の女に盗まれてしまって可哀想。

6年経ってななせが新しい恋を見つけてくれてたらいいけど、どうも不器用そうでなぁ。もう吹っ切れてるって言葉が本心であることを今は願うしかない。

他、感想が出てこないのでもういいか。本編はこれで終わりで残すはアンソロの『ガーゴイルとバカの階段を昇る』と『恋する挿話集』。まだ手元にないから別の読むかね。
"文学少女"と神に臨む作家 下