遺跡での遭難が丸々一冊も続くとは思わなかった。ちょっと中弛みしていたような気がするが、今回も命を賭けた冒険でマイペースな無気力孫娘は頑張った。
ロボットなんぞが出てきたおかげで相対的に妖精さんの出番が減ったのは少々残念。妖精さんの連想ゲームはいつも楽しみなんだが。
妖精さんのお守りが、まさか仮死状態になった妖精だとは驚かされた。そこまでして孫娘を守護してくれるとはね。
それにしても徐々に妖精さんや世界の謎を孫娘は解き明かしておるね。ノーベル賞が見えてきた。
受電施設を破壊した件は独断専行が過ぎたのは間違いないが、施設を破壊しなければロボットを失い、さらには妖精さんをも喪失することになるのだからやむを得ない面もある。
文化保存事業と妖精さんの人権は排他的であることを念頭に置くなら、どちらが優先されるかは議論の余地もない。
したがって、孫娘に厳罰を与えたユネスコ文化局長は死をもって償っていただく他はない。
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