話が大きくなってきたなぁ。特異能力者が世界とどういう関係を持つことができるのかってことだね。
ラノベ界では能力者は掃いて捨てるほど一般的で、あまり普通人と能力者との共存に疑問を呈す作品はないような気がするが、この作品はそこを突いてきたか。
まぁ暗くなるのは確実なので商業的にはいかがなものかと思うけどね。
悪役の竹中伸三はかなり正論で攻めてきたからどうにも憎めなかった。しかし取った手段は能力者を廃人にするというものだし限度を超えていた。
もっと丁寧に能力だけを消し去れるよう時間をかけて研究してもよかったのにね。
菜々子の推測にかぐや姫は一千年前から存在したというものがあったけど、それならアルテミスコードは大昔から自然界に普通に存在していたことになる。
自然にあるものなら人間はそれを受け入れるのが人道なんじゃないのかね。ここは国連がリーダーシップを示すべきだ。
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