これ全十巻で終わりなのね。もう終わるのなら読もうかと、重い腰を上げてみたけど残念な出来だった。
七歳くらいの幼女を柚島と軋人が嬉し恥ずかし子育て・・・という展開だったならLOVE度が期待できてよかったのだが、実際はそうではなく、ダラダラと話が長いだけで策もなく冴えないまま終わった。
幼女を謎の二人組が連れ去ったからって一体どうなるの。しかも自作自演バレバレだし一生逃亡生活するわけにもいかないし、本当にどうするのそれ。こんな無駄な手を使った七美には呆れるしかなかった。
まぁ、エピローグで実行してるあれだけど、結局のところ『人権』に訴えていくしかないわな。
新たな知的生命体を発見し、友好的だと証明し、全マスコミを使って注目を集めれば幼女の保護は叶うだろう。これが正解だったね。
七美は旅に出て当分帰ってこないわけだが、その間軋人が頑張るしかないってのはある種のリミッターがかかってるようなものだな。せいぜい町内会の危機が訪れるくらいかねぇ。
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