円環少女12 真なる悪鬼 感想ネタバレ

全宇宙がようやく武原仁に跪くときが来たようだな。いやはや、魔法消去ってまだ全力じゃなかったのか。

瀕死のメイゼルに怒りを爆発させつつも冷静に魔法消去のチャンネルを検索する仁にドキドキさせられたわ。

超高位魔導師のアンゼロッタ・ユーディナに勝つとか、少し前の仁からは想像だにできないな。まぁそれでも銃弾一発でやられてしまうという困ったパワーバランスがあるけどね。

さて武原舞花が再演大系で何をしたかったのかがあまり理解できてないんだけど、再演大系の魔法で人々を助けたいってのがそうなのかな。

助けるも何も人を操って平和にするという方向性なんだよね。もっと緩やかに、やりすぎなければそれもありかとも思うけど、現状の手段は酷いもんだよね。

そんなだから舞花に託してみようなんて思わないんだよ。せっかく生き返ったのに何やってんだ。

リュリュ・メルルは『正義に一命、捧げし一刀』についてまだ悩み続けているんだね。すごく真面目な子だなぁ。エレオノール・ナガンと和解できる未来があればいいけど難しいか。

次巻で最終回。もし再演神を螺旋の化身で殺しても、数十年後にはまた復活するしどうしたものかね。
円環少女12 真なる悪鬼
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