黄昏色の詠使い8 百億の星にリリスは祈り 感想ネタバレ

世界を憂えるシャオは名詠が争いに使われることに心を痛め、神であるミクヴェクスを呼び出して世界の記憶をリセットする、これがシャオの目的か。

しかし腑に落ちないのは今現在の戦闘に名詠を使いまくっているよね。名詠を争いに使うなと言いつつこれはどういうことだ。

更にいうなら過去に669回もリセットを行いながら結果的に名詠は争いに使われているわけで、ここから教訓を学ぶべきだと思う。無駄という教訓をね。

仮に名詠の無い世界があったとしても争いは別の方法で起きるさ。

この無駄なループから生まれた大きな変化がクルーエルのもうひとつの自我であるアマリリスの誕生だ。

シャオはクルーエルを人間ではなく道具でしかないというリアリストな認識だけど、669回失敗したリセットよりもアマリリスや夜色・虹色という異端がこの瞬間に集った奇跡の方がきっと大切だ。

どうせ次のリセットも失敗するのは火を見るより明らかなんだから、この奇跡から世界を変える努力をすべきだろう。愚かなシャオよ、安易なリセットに逃げるな。
黄昏色の詠使い8 百億の星にリリスは祈り
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