イコノクラスト!

イコノクラスト!10 魔神 感想ネタバレ

きっと皆はネロ・オトルチを誤解している。彼の真なる狙いは、世界の覇権を手中にせんとするレネゲイドを破壊し、奇跡術を行使出来る杖と血族をこの世界から消滅させ、さらにはそれらの罪と憎しみを全て己が引き受けて魔王となり、そして魔王を救世主香芝省吾...
イコノクラスト!

イコノクラスト!9 創世 感想ネタバレ

省吾の説教タイムは意外とよかった。神の呪いを『一時の激情』だと切って捨て、さらには友が欲しかったのに自らは神であり続けたことが失敗だったと。あの省吾がイマジンブレイカーと互角の説教を出来るまでに成長するとは、花梨が言っていたようにまさに『男...
イコノクラスト!

イコノクラスト!8 聖歌 感想ネタバレ

エシェンが一人だけ嫌な奴扱いされて可哀想だった。トリファをガーデンの奴隷とし、エシェンはレネゲイドの奴隷だと自分で気づいた時を転機に変われればよかったのにな。救いの手はないのか。パニッシャーが窮地に追い込まれているとは思いもしなかった。全然...
イコノクラスト!

イコノクラスト!7 齟齬 感想ネタバレ

姫巫女達が省吾へ寝返る理由はそれぞれにあるだろうけど、一番しっくりくるのは変革を求める気持ちだ。秘密結社ゆえの閉鎖性と首領達の権謀術数に歳若い姫巫女達が不快感を抱いてもおかしくはない。でも省吾が具体的に首領達をどうするのかが全く見えてこない...
イコノクラスト!

イコノクラスト!6 血族 感想ネタバレ

もし青少年育成条例で小説が対象だったならこの本は発禁になっていたかもしれない。神を産む為にあんなコトを繰り返すとはなんてうらやま・・・いや、全くけしからんね!ホントにもう。ところでなぜそういう挿絵が無かったのかと遺憾に思わざるをえない。って...
イコノクラスト!

イコノクラスト!5 鉄面 感想ネタバレ

血族が逃亡出来る理由が無かった・・・。これは酷過ぎるご都合。いつ飛行船を自爆や撃墜するのかと待っていたんだがなぁ。決戦兵器と操縦者を奪われて戦略的大敗じゃん。ネロが居ておきながら無策とは一体どういうことなのか。襲撃者とネロに何か密約でもあっ...
イコノクラスト!

イコノクラスト!4 殉教 感想ネタバレ

メリニから本音を引き出すために省吾が逃亡し言語を習得する流れはとてもよかった。打算のない味方が側にいてくれることで随分と精神が安定したようだね。花梨の監禁という悪手からかなり話が混迷したが、結局のところ殺ることは変わらず。速やかに敵を狩って...
イコノクラスト!

イコノクラスト!3 抑圧 感想ネタバレ

碇シンジ根性無さ過ぎ。いや、香芝省吾という名だったか。敵を殲滅しないと国に帰れないんだから腹をくくれっての。そもそも省吾がノロマだから死者がでるんだろ。四体目と追いかけっこに夢中だったのは呆れるしかなかった。んー、軍事アドバイザーが必要かな...
とある飛空士シリーズ

とある飛空士への恋歌2 感想ネタバレ

言葉の通じる相手にいきなり攻撃するのか。武器と兵士の補充はきかないって言ってたのになぁ。でも一見するとイスラ軍が悪く見えるけど、これまで空族は空を渡ってきた数多の冒険家を撃墜してきたんじゃなかろうか。とりあえず、双方ともにファーストコンタク...
ベルガリアードシリーズ

ベルガリアード物語5 勝負の終わり 感想ネタバレ

最後まで予言が付いて回る物語だった。剣術なんて知りもしないガリオンがどうやってトラクに勝つのかと不安だったが、勝敗の分岐点はポルガラの愛とはね。その愛がどこまで本物なのかをアルダーが問うたが、その問はポルガラにとって公開処刑だったのにはちょ...
ベルガリアードシリーズ

ベルガリアード物語4 魔術師の城塞 感想ネタバレ

物語も佳境に入ってようやく面白くなってきた。人的損害を最小限にするためにガリオンはトラク暗殺へ、そして全軍は陽動作戦へ。たくさんの登場人物全てが最後の戦いへ動き出してついに盛り上がってきた。しかし戦争の人数差がえらいことになったな。正義軍は...
ベルガリアードシリーズ

ベルガリアード物語3 竜神の高僧 感想ネタバレ

正義側に神のアルダーだけでなくウルまで居るとなると、マーゴ側の悪のレッテル剥がしはちょっと容易じゃないな。しかも生贄二千人を次から次へと処理してしまったりで心象が最悪すぎる。でも意外なことにクトゥーチクはトラクを復活させるつもりはなかったわ...
ベルガリアードシリーズ

ベルガリアード物語2 蛇神の女王 感想ネタバレ

勧善懲悪を掲げる自称正義の使者ベルガラスに真っ向から反論したラン・ボルーンに好感を抱かざるをえない。民族浄化によりマーゴ人を根絶やしにせんとするベルガラスを、対話と実力を背景に平和の実現を目指すトルネドラ皇帝がどこまで理想を追い求めることが...
ベルガリアードシリーズ

ベルガリアード物語1 予言の守護者 感想ネタバレ

1988年の作品で、まだ一巻目ということもあって普通のファンタジー小説だったとしか言いようがないが、特に印象的だったのは民族ごとに性格が決め打ちされていたこと。悪をせずにはおられないグロリム側に正義の欠片でもあればと期待したいけど、作者は正...
まぶらほ

まぶらほ じょなんの巻・ろく 感想ネタバレ

いつも真面目で硬派なリーラが最初の頃は普段通りだったのに、和樹がMMM会議に拉致られてきてからの落ち着きのなさはとても微笑ましかった。他の大尉達は和樹を買っていたけどあれはリーラをからかっていたんだよね。まぁ各中隊で事情は異なりそうだが、中...
きゅーきゅーキュート!

きゅーきゅーキュート!SS クールに黒媛 感想ネタバレ

胸がとても豊かな黒媛がヒロインになるのは必然だとしても、その相手が魅力絶無の理刀だから面白い展開に膨らまないのはお約束。『クールに黒媛』とは程遠い『あわわわわ黒媛』が全編にわたって登場したわけだが、黒媛は妹の百香に対しては激甘だなw良き姉で...
Kaguya

Kaguya5 月のウサギの銀の箱舟 感想ネタバレ

wikipediaに全5巻と書いてなかったからまだ続く可能性があるのかと思っていたらもう最終回だった。全部読んでみての総括としては、あまり進んで読む価値は無いなと思った。人類の起源の真実まで時間が遡った。壮大だなw自立進化の可能性を求めて情...
Kaguya

Kaguya4 月のウサギの銀の箱舟 感想ネタバレ

話が大きくなってきたなぁ。特異能力者が世界とどういう関係を持つことができるのかってことだね。ラノベ界では能力者は掃いて捨てるほど一般的で、あまり普通人と能力者との共存に疑問を呈す作品はないような気がするが、この作品はそこを突いてきたか。まぁ...
まぶらほ

まぶらほ じょなんの巻・ご 感想ネタバレ

千早と夕菜をホテルに連れ込むとはかなり過激な展開だな。それでも手は出せない和樹にはガッカリだが、千早は果敢にもシャワーへ突撃して覚悟の程を見せてくれたし、一線を越える栄誉はまず千早こそが相応しい。舞穂の暴走は抑え目だったなと思う。場所がホテ...
バカとテストと召喚獣

バカとテストと召喚獣7.5 感想ネタバレ

帰国子女美波のシリアスな話は素晴らしい出来だった。言葉が全然わからず友達もできない中で、誤解しつつも吉井だけが何度も「友達になろう」って言ってくれていたとこはアニメ第二期決定ものだ。思いもよらずに感動させられた。クラスに馴染めない美波がドイ...