細音啓

黄昏色の詠使い

黄昏色の詠使い10 夜明け色の詠使い 感想ネタバレ

人が調律者に頼らずに人同士の絆を持って困難を乗り越えたから、世界をリセットせずに見守ることにしたということか。証明過程において皆を召喚したアマリリスの貢献度はかなり大きいが、それだけネイトが名詠に愛されていたからこそ実現した召喚だったんだろ...
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黄昏色の詠使い9 ソフィア、詠と絆と涙を抱いて 感想ネタバレ

悪役がミクヴェクスに拘る説得力が希薄だからあまり盛り上がってないな。百歩譲ってシャオは神からの指名選手だからいいよ。でもファウマや他2名には理由が皆無でしょ。特にファウマはミクヴェクスでリセットが起ころうともカルラの呪縛はつきまとうわけだ。...
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黄昏色の詠使い8 百億の星にリリスは祈り 感想ネタバレ

世界を憂えるシャオは名詠が争いに使われることに心を痛め、神であるミクヴェクスを呼び出して世界の記憶をリセットする、これがシャオの目的か。しかし腑に落ちないのは今現在の戦闘に名詠を使いまくっているよね。名詠を争いに使うなと言いつつこれはどうい...
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黄昏色の詠使い7 新約の扉、汝ミネヴァの洗礼よ 感想ネタバレ

学生の天下一武道会は結構アリだったわ。本当に勝負となればオラトリオを歌っている場合ではないし接近戦での殴り合いが正解になってしまうが、そこは名詠師としての矜持で相手が大技を繰り出すのをただ待つべきだろうね。それとカタリストの2段構えの名詠は...
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黄昏色の詠使い6 そしてシャオの福音来たり 感想ネタバレ

短編集だったけど過去最高に面白かったのではないだろうか。それでも3つ星止まりなのがこのシリーズのレベルを表している。で、ネイトが女装する話はよいね。別に男の娘が好きなわけではないが、ミラー教師が亡きイブマリーを目の前にして卒倒する展開は非常...
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黄昏色の詠使い5 全ての歌を夢見る子供たち 感想ネタバレ

思っていた以上につまらなくて読むのが辛い。あと5巻もあるがなんとかしてくれ。まぁそれはともかく、敵があまり敵っぽくないね。敗者のミシュダルは愛している人に先立たれて世界に絶望したわけだが、自らの暴走を誰かに止めて欲しかったから暴れていたよう...
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黄昏色の詠使い4 躍る世界、イヴの調律 感想ネタバレ

完結した作品を読もう第5弾。これまた7年半ぶりになる。全てを知るアマリリスが情報を小出しにしててとてもムカつく。そして敵側も何でも知っている風で情報格差に愕然とさせられた。浸透者が襲いに来ると知っていながらアマリリスは何か手を打ったのだろう...
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黄昏色の詠使い3 アマデウスの詩、謳え敗者の王 感想ネタバレ

場面があっちこっちに飛びまくって話がわかりにくいな。しかもイブマリーの話は3年も前のことか。そんで襲撃者ミシュダルの最終目的は真精魔王ラスティハイト大復活と。さらに平行して不可視な何かがクルーエルを狙ってる!?『獲物を前に舌なめずりは三流の...
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黄昏色の詠使い2 奏でる少女の道行きは 感想ネタバレ

特には面白くもなかったけど槍使いのエイダはかっこよかった。普通なら召喚獣での戦闘がスタンダードだろうに、エイダだけは生身の白兵戦で戦技無双してくれちゃって全く異色の存在だった。今はまだ近接戦しか極めていないようだが、これから白色名詠も身につ...
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黄昏色の詠使い1 イヴは夜明けに微笑んで 感想ネタバレ

イラスト書いてる人が文学少女の人と同じだ。奇遇だねぇ。で話の方は、受賞作品にしてはあまり印象に残らない普通な話だったが、まぁ少しは見るべき所もあった。クルルが何も目標無く漫然と生きていることに気づかされ、そこから踏み出そうとしたあたりは見所...